東京ヤクルト販売株式会社と高齢者等地域見守りネットワーク事業に関する協定を締結

更新日:令和3年10月25日

ヤクルトマンを手に記念撮影
春日専務によるあいさつ 懇談の様子 大串事務局長のあいさつ

 品川区と東京ヤクルト販売株式会社(本店:台東区台東2-19-9)、品川区社会福祉協議会との三者間で「民間企業と連携した高齢者等地域見守りネットワーク事業」に関する協定を、令和3年10月25日(月)に締結しました。

 この事業は、ひとり暮らしの高齢者等が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会を目指して実施しているもので、高齢者等の見守りを通じて、異変を早期に発見し孤立死を防ぐことなどが目的。区が民間企業と同様の協定を締結したのは今回で計21事業者です。

 同社は、”乳酸菌で人々の健康に貢献したい”という思いのもと、地域の方々に同社の製品をお届け・販売しており、品川区内にも4つの訪問販売拠点を持っています。ヤクルトレディの皆さんが配達を行う際に、配達先の異変を察知した場合、すぐに区に通報し円滑な対応につなげます。

 春日 利文 取締役専務執行役員は「今までも地域の皆さんの健康のために尽くしてきましたが、今回の協定を締結したことで、新たに身が引き締まる思いです。より一層、地域の方々の安心・安全と健康を守り、区民の皆さまにとってなくてはならない存在になれるよう尽力していきたいです」と事業に向けての思いを語りました。

 区を代表して伊崎 福祉部長は「高齢者の方々の孤立死などを防ぐため、区でもさまざまな取り組みを行っていますが、御社をはじめとした地域のたくさんの皆さまとネットワークを構築することが、区民の方の命や健康を守るためにとても大切だと考えています。些細なことでも、何か変だなと感じたら、すぐに区へ相談いただけると幸いです」と、これからの協力について改めてお願いしました。