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豊葉の杜学園にホッケー女子日本代表の及川 栞選手と水泳オリンピアンの伊藤 華英さんが来校
更新日:令和3年10月27日











ホッケー女子日本代表の及川 栞さんと、水泳オリンピアンの伊藤 華英さんが、令和3年10月27日(水)に義務教育学校の豊葉の杜学園(二葉1-3-40)を訪れ、6年生の児童83人と交流しました。
今回の交流は、子どもたちがオリンピアンやパラリンピアンなどと触れ合うことにより、オリンピック・パラリンピックの理念や価値を理解し、スポーツへの関心を高め、夢に向かって努力したり困難を克服したりする意欲を培い、進んで平和な社会や共生社会の実現に貢献できるようにすることが目的です。
この日、同校を訪れたのは、ホッケー女子日本代表として東京2020大会に出場した及川さんと、北京オリンピックとロンドンオリンピックに出場した経験を持つ伊藤さん。
はじめに講演会が行われました。伊藤さんが進行役を務め、及川さんがホッケーを始めてから東京2020大会出場に至るまでの経緯をスピーチ。及川さんは「オリンピックの舞台に立てたことは、一つの夢が叶った瞬間でもあり、自分にとって何よりの財産になりました。ただ、自分一人の努力だけで出場できたのではなく、周りの人の応援があって、はじめて実現できたことだと思います。みんなも、”自分は一人じゃない”ということを忘れず、スポーツでも芸術でもなんでもいいので、自分の夢に向かって走り続けてほしいです」と、子どもたちに向けてエールを送りました。
次に、児童たちから及川さんへの質問タイムです。「試合の時の緊張をほぐす方法はありますか」「うまくいかなかったときに、どうやって気持ちを立て直しましたか」といった質問に、及川さんは一つ一つ丁寧に答えていました。
講演会の終わりには、及川さんと伊藤さんのサイン色紙や、東京2020大会公式マスコットキャラクターのミライトワ・ソメイティのぬいぐるみなどがプレゼントされ、代表児童が笑顔で受け取りました。
続いて、アリーナでスポーツ体験を実施。6年生3クラスを2グループに分け、順番に及川さんによるホッケー体験教室と、伊藤さんによる大縄跳び教室を行い、この日の交流は終了しました。
子どもたちは「今日のお話を聞いて、目標を持つことの大切さを知りました。自分も前向きに頑張りたいです」「みんなで何かを作り上げるとき、笑顔やコミュニケーションがとても大切なのだと感じました」と、及川さんと伊藤さんから、夢を持ち、その夢に向かって努力することの大切さなどを学んだ様子でした。
豊葉の杜学園は、オリンピック・パラリンピック教育アワード校として、体験や活動を通して、子どもたち一人ひとりの心と体に人生の糧となるかけがえのないレガシーを残すことを目指しています。