夢未来プロジェクト 大原小学校で車いすバスケットボール体験

更新日:令和3年10月29日

  
   
   
  
 ~東京パラリンピック銀メダリスト川原凜選手と共に~

 令和3年10月29日(金)、大原小学校(戸越6-17-3)で2021年度オリンピック・パラリンピック教育推進事業「夢・未来プロジェクト」が行われ、車いすバスケットボールを体験しました。

  このプロジェクトは、幼児・児童・生徒が、オリンピアンやパラリンピアンなどとの直接交流により、オリンピック・パラリンピックの理念や価値を理解し、スポーツへの関心を高め、夢に向かって努力したり困難を克服したりする意欲を培い、進んで平和な社会や共生社会の実現に貢献できるようにすることが目的。東京都教育委員会及び生活文化局が、都内の幼稚園や学校などにオリンピアンやパラリンピアンを派遣しています。
 
 まず初めに講演が行われ、6年生は体育館で、1~5年生は各クラスでWEB会議サービスを利用して、話を聞きました。
 講師は、東京2020パラリンピック競技大会において車いすバスケットボール日本代表として出場した川原凜さん。 川原さんは脊髄腫瘍で生まれつき下半身に麻痺があり、幼少期から車いすを使用。高校入学後、車いすバスケットボールを始め、現在は車いすバスケットボールの強豪、千葉ホークスのメンバーとして活躍しています。 そして東京2020大会においては車いすバスケットボール選手として出場。見事銀メダルを獲得しました。

 川原さんは「パラリンピックに出場する夢を持ち続け頑張った結果、銀メダルを取ることができた。夢を持つことは、人生を楽しくすることだと思うので、皆さんも夢を持ってください」 と熱く語っていました。

 また、5、6年生は競技用車椅子の操作と椅子に座ってのシュートを体験。
 子どもたちは「車いすの操作をするのは腕の力が必要なので川原選手のように早く動くのは難しかった」「立っててもシュートが中々入らないのに座ったままだと全然入らなかった」と感想を述べていました。