第19回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権 開催

更新日:令和3年11月6日

ゴールに向かうGLAUBEN FREUND TOKYOの選手
ボールをキープする川村選手 会場広め ブロックする寺西選手たち
ボールと足元 PK戦 たまハッサーズvs乃木坂ナイツ戦広め
シュートを止めるゴールキーパー ブラインドサッカー体験教室の山川選手と参加者 シュート体験する子ども

 第19回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権の予選ラウンドが、令和3年11月6日(土)しながわ中央公園(西品川1-27-14)で開催されました。

 この大会は、NPO法人日本ブラインドサッカー協会の主催ですが、品川会場での試合は品川区が共催しています。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、昨年度はアクサ ブレイブカップを中止し、代替大会として「アクサ×KPMG 2020カップ」を開催しました。今年度はアクサ ブレイブカップを約2年ぶりに開催。
 今大会は、新型コロナウイルス感染症対策として、予選ラウンドを出場クラブチームの活動エリアごとに分散して開催しています。大会形式としては、予選ラウンドを全国4会場で開催し、勝ち上がった6チームが準決勝ラウンドに進出。決勝ラウンドで、決勝戦および3位決定戦を行います。

 この日は、区内に活動拠点を置くパペレシアル品川が出場。パペレシアル品川は、東京2020パラリンピック競技大会の5人制サッカー(ブラインドサッカー)日本代表である寺西一選手と佐々木ロベルト泉選手、日本代表の主将を務めた「しながわ2020スポーツ大使」の川村怜選手が在籍する強豪チームです。

 1試合目は、GLAUBEN FREUND TOKYO(グラオベン フロイント東京)と対戦。前半17分、川村選手が華麗なドリブルから鋭いシュートを放つとボールは相手ゴールへ吸い込まれパペレシアル品川が先制。前半終了間際、GLAUBEN FREUND TOKYOの神谷選手に同点ゴールを決められました。
   後半は一進一退の攻防が繰り返されましたが両チームとも得点を挙げることができずサドンデスのPK戦へ突入。パペレシアル品川一番手キッカー井上選手のシュートを、日本代表でゴールキーパーを務めた神山選手がセーブし、パペレシアル品川は初戦を落としました。
 続く乃木坂ナイツ戦では1-0で勝利しましたが、予選ブロック3位という結果で残念ながら予選敗退となりました。

 全試合、日本ブラインドサッカー協会の公式YouTubeチャンネルでの配信となりましたが、人数を制限して、区の観戦・体験ツアーを実施し、試合の合間には、ブラインドサッカー体験教室を開催。参加者はパスやシュートなどを体験しました。

 試合を観戦した親子は「ブラインドサッカーはテレビで見たことがあったけど実際に見ると迫力があった」「目が見えないのにまるで見えているかのようなプレイがすごかった」と感想を話していました。

 区は引き続き、ブラインドサッカーを応援していきます。