城南小学校 江戸切子の製作体験

更新日:令和3年11月10日

グラスを削る子供と川辺さん
江戸切子を見る子供たち 出来上がったグラスを見せる子供 グラスを削るダイアモンドホイール
真剣な表情でグラスを削る男の子 グラスを削る子を見守る同級生 完成したグラスを包む先生とそれを見る子供

 城南小学校(南品川2-8-21)で令和3年11月10日(水)、3年生92人が江戸切子の製作を体験しました。

 江戸切子の製作を指導したのは、地元在住の品川区伝統工芸保存会の会員、川辺勝久さん。お孫さんが城南小学校に在籍していたことがきっかけで江戸切子の体験学習がスタート。今年で15年目です。

 体験内容はあらかじめ用意したロックグラスの底の部分を、ダイヤモンドホイールで花びらの紋様を削るというもの。 削る際は川辺さんが児童の後ろから手を包み行われました。
 回転するホイールで振動するグラスを抑えながら削るときの児童は真剣そのもの。川辺さんからの「もっと手首を柔らかく」「力を抜いて」などアドバイスを受けながら、模様を削っていました。

 グラスを削り終えると、完成したことにほっとしたのか、顔がほころび、詰めていた息を吐き出す様子が見られました。

 体験を終えた児童は「江戸切子を作るのは一生に一度だと思ったので、一生懸命作りました」「出来上がったグラスは飲むのに使わず、飾りたいです」と笑顔で感想を話していました。