株式会社トリドール・ホールディングスが丸亀うどん弁当80食を子ども食堂に寄付

更新日:令和3年11月17日

うどんを受け取る親子
クロモン子ども食堂にうどん弁当を搬入する うどん弁当を並べる子ども食堂のスタッフ お弁当を受け取って笑顔の女の子
丸亀製麺の店舗でうどん弁当の盛り付け うどん弁当にシールを貼って完成 店舗に準備された80食の弁当

 丸亀製麺などを運営する株式会社トリドールホールディングス(本社:渋谷区)が”丸亀うどん弁当”80食分を、令和3年11月17日(水)にクロモンこども食堂(北品川2-2-7)へ寄付し、子ども食堂の利用者に手渡されました。

 同社は、しながわ子ども食堂ネットワークの立ち上げ当初から継続的に子ども食堂の活動を支援しており、しながわ子ども食堂フォーラムの実行委員なども務めています。
 クロモンこども食堂を運営する薄葉 聖子さんが、「子どもたちに美味しいうどんを食べさせてあげたい」と同社に支援の打診をし、今回の寄付が実現しました。

 寄付されたお弁当は、当日の夕方から丸亀製麺品川(港区港南2-17-1 京王品川ビル 2F)で1食1食心を込めて手作りされたもので、出来上がったお弁当は、丸亀製麺のスタッフからしながわ子ども食堂ネットワークのボランティアらに手渡され、クロモンこども食堂へ運ばれました。

 お弁当を受け取った薄葉さんたちは、食堂にも手伝いに来てくれた丸亀製麺のスタッフたちに、「おいしそうなおうどんをありがとうございます」と感謝を伝え、お弁当をお店に陳列。クロモンこども食堂には、事前に予約を入れた方たちが次々と来店し、子ども食堂のスタッフと、丸亀製麺の制服を着たまま店内でお手つだいをしている皆さんにお礼を言いながら、うれしそうにお弁当を持ち帰っていました。

 お弁当に入っている天ぷらを揚げ、お弁当の配布の手伝いも行った(株)トリドールホールディングス サステナブル推進室の川上 直哉さんは「我々のうどんを食べて、一人でも多くの方に笑顔になっていただきたいという思いで作りました。これからも支援を続けていきたいと考えています」と話していました。
 新型コロナの影響で、店内での子ども食堂の運営ができない中、フードパントリー(生活困窮者やひとり親家庭など、何らかの理由で十分な食事を取ることができない状況の人々に食品を無料で提供する支援活動)などで支援を続けている薄葉さんは、「子ども食堂を運営している私たちだけでは、継続していく中でどうしても大変な時があります。今回のような支援は、子ども食堂を利用する子どもたちだけでなく、運営している私たちを助けてくれるという意味で、本当に救われています。子どもたちに、”みんなを応援している大人や会社があるんだよ”ということを実感してもらえれば、大きな意味があるのかなと思います」と、企業への感謝の気持ちと子ども食堂への思いを語りました。


 しながわ子ども食堂ネットワークでは、区民の皆さんや企業の方々に、幅広く、支援、寄付等をお願いしています。
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