品川学園 品川カブの収穫

更新日:令和3年12月21日

引っこ抜いた品川蕪を手にする男児
カブを抜く2年生 カブを抜く手元 集荷ウイした株を見せる女児
水洗いのバケツに入りきらないカブ 丁寧に洗う手元 干された品川蕪
バランスの良い品川蕪 育ちすぎてはち割れた品川蕪 足のように二股に分かれた品川蕪

 品川学園で令和3年12月21日(火)、2年生が品川カブの収穫を行いました。

 品川蕪は、長さ20センチメートルほどの細長いカブで、江戸時代に品川宿周辺で栽培されていました。その後、途絶えていたものを、地元の大塚好雄さんが中心となって復活させました。平成24年より「東海道品川宿なすびの花」(大塚 好雄代表)が主催者となって、年末に品川蕪の品評会を開催するようになり、品川学園は第3回と第7回の品評会で金賞を受賞しています。

 品川学園では、毎年2年生が生活科の授業で9月に種をまき、12月に収穫を行っています。各班ごとに順番に畑に入りカブを抜きますが、大きく育ったカブは力を入れてもビクともせず、学校地域コーディネーターの職員に手伝ってもらいようやく抜くことができました。子ども達が抜いた品川カブは、大きさも形も様々ですが、自分が収穫したカブを「こんなに大きいよ」「(小さいけど)かわいいでしょ」「面白い形だよ」と、誇らしげに見せてくれました。

 収穫後は、バケツに入れた水でよく洗いキッチンペーパーでふいた後しばらく干し、22日(水)に行われる品評会(小学校の部)に出品するカブを選びます。

 今年の品評会は、小学生の部をWEBで開催し、例年行っている品川神社での品評は一般の部のみと2部構成となりました。入賞(金賞・銀賞・銅賞)した3校は、26日(日)に行われる「第8回品川蕪品評会(一般の部)」で同時に表彰されます。