2年ぶり 第8回 品川蕪品評会

更新日:令和3年12月26日

出展作品を見る人たち
出展された品川カブ 個人の部で優勝した品川カブ 会場広め
東海道品川宿なすびの会の代表の大塚さん 桑村副区長 個人の部審査
個人の部で優勝した東野さん 学校の部で優勝した荏原平塚学園 パフォーマンス賞の品川学園
講談師の田辺一乃さん 抽選会広め 抽選に当たった人

 江戸東京野菜「品川カブ」の品評会を12月26日(日)、品川神社(北品川3-7-15)で開催しました。

 品川蕪品評会は、東海道品川宿なすびの会が主催。江戸野菜の一つである「品川カブ」の普及と、子どもたちに植物を育てる楽しさと食べ物を大事にする心を育んでもらおうと平成24年に始まり、8回目となった今回は、2年ぶりの開催となりました。

 開会式で、東海道品川宿なすびの会の代表である大塚好雄さんは「今年も多くの区立学校で品川カブが育てられ、この品評会に出展してくれたことをうれしく思います」とあいさつ。桑村副区長は「品川カブの発展が地元の発展につながると思います。この品評会が素晴らしいものになることを願っています」と開催を祝いしました。

 今までは、出品された品川蕪が会場にずらりと並び、個人も団体もまとめて品評していましたが、今年は、新型コロナ感染拡大防止のため小学校の部と一般の部に分け、それぞれに品評。この日は、一般の部の品評と小学校の部・一般の部の表彰式が行われました。
 
 小学校の部には約20校が参加。22日(水)に、授業としてWEBで開催。それぞれの学校から、自校で収穫したカブをアピールしました。審査は、カブの大きさやバランスなどとともに各校のプレゼンテーションを評価。荏原平塚学園が、見事金勝に輝きました。また、品川学園のプレゼンテーションが評価され、パフォーマンス賞を受賞しました。
 
 個人の部には10点の応募があり、当日に5人の審査員が審査。自宅のベランダで品川カブを育てている東野俊幸さんが優勝し、「4年前に種をもらい育てています。子どもたちも頑張って育てているので自分も育ててきましたが、まさか自分が優勝するとは思ってなかったのでとてもうれしいです」と感想を述べていました。

 表彰式では、金賞を受賞した荏原平塚学園の児童が「優勝を聞いた時は『やったー!』って思いました」「品川カブが早く食べたくて一生懸命育てました」と優勝した喜びを話し、品川学園の子どもたちが、プレゼンテーションで行ったダンスを披露しました。 

 品評会は、講談師の田辺一乃(かずの)さんによる講談会のほか、果物などが当たる大抽選会も行われ、大いににぎわいました。    


品川蕪品評会
<区立学校の部>
優勝 荏原平塚学園
銀賞 台場小学校
銀賞 品川学園
パフォーマンス賞 品川学園

<個人の部>
優勝 東野俊幸さん
特別賞 品川ファーム