和文化フェスタ2022 in スクエア荏原~みんなでつなごう しながわの和~

更新日:令和4年1月16日

六花による和楽器演奏
プチトマトすくい 飾り紐結び体験 澤 孝子さんによる浪曲
わなげコーナー 笑い文字体験 笑い文字体験の作品を見せてくれた兄妹
射的コーナー ものまるさんによるステージ ベーゴマ体験
折り紙アクセサリー作り体験 和楽器体験 金魚釣り
和菓子旁を見るきょうだい 茶道体験 華道体験

「和文化フェスタ2022 in スクエア荏原~みんなでつなごう しながわの和~」が、令和4年1月16日(日)にスクエア荏原(荏原4-5-28)で開催されました。

 このイベントは、「まなんで・あそんで・みて 和文化を楽しみませんか?」をテーマとし、失われつつある和文化に触れて、古き良き日本の伝統を見直すきっかけにしてもらうことなどを目的に実施。主催は(公財)品川文化振興事業団、企画制作は”日本の伝統を支え続ける「和の輪」実行委員会”で、同様のイベントは今年で3回目の開催となりました。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事前予約者のみが午前・午後と時間帯を分けて入場。検温・手指の消毒・換気など基本的な感染対策を徹底して行われました。

 会場では、”みる場”として、日本浪曲協会 十七代会長の澤 孝子さんによる浪曲「竹の水仙」や、邦楽ユニット 六花(りっか)による和楽器演奏、クラウンものまるさんのステージショーが行われ、来場者を大いに楽しませました。
 また、”まなび場”では、書画家 斎藤史生さんによる笑い文字体験、品川職人組の釼持 博さんによるストラップなどの和裁体験と高橋紀子さんによる飾り紐結び体験、けん玉・ベーゴマの昔の遊び体験、和楽器体験、折り紙アクセサリー作り体験などを実施。どのブースも大人気で、来場者は楽しみながらも真剣な表情で取り組んでいました。
 そのほか、”あそび場”として、輪投げやまり投げ、射的やプチトマトすくいなどのミニ縁日コーナーが設置され、子どもたちが間隔を空けて順番を待ちつつ、ちょっぴりお祭り気分を味わっていました。

 さらに、4歳~小学生までのお子さん限定として、茶道体験・華道体験を実施。
 華道体験は、草月流 はなスタジオ・なかだの皆さんが講師を務め、生け花の基礎を教わった後、子どもたちが思い思いの作品を完成させました。体験を終えた子どもは、出来上がった作品を手に持ちながら、「すごく難しいものと思っていたけど、自由にやっていいと教えてもらい、とても楽しかったです」と話していました。
 茶道体験では、和菓子職人による和菓子作りの見学が行われました。目の前で餡や生地から可愛いらしい雪うさぎが出来ていく様子を見ていた子どもたちからは、感嘆の声が漏れていました。続いて、裏千家の鈴木 宗雪さんが講師となり、子どもたちが茶せんを使って実際にお抹茶を点てるお抹茶体験を実施。残念ながら、コロナ対策としてお抹茶は飲まずに香りだけを味わいましたが、「とてもいいにおいで、すごく美味しそう」「家に帰ったらお母さんと一緒にお抹茶を点てて、味を楽しみたいです」と笑顔で感想を話していました。