CSR講演会と活動事例発表会 オンライン開催

更新日:令和4年2月10日

オンライン開催会場の様子
CSRコミュニケーション協会の安藤みつのぶさん セガサミーホールディングス企業グループ会社のMPandCの野田さん 

 品川区としながわCSR推進協議会との共催による「CSR講演会と活動事例発表会」を令和4年2月10日(木)、オンライン開催しました。

 CSR(Corporate Social Responsibility)とは「企業の社会的責任」と訳されますが、近年では「企業の社会対応力」とも表し、地域社会の一員としてCSR活動に力を入れる企業が増えています。
 しながわCSR推進協議会は平成22年度、区民(企業)と区との協働で「私たちのまち」品川区をつくるという理念に基づき、企業の社会貢献活動を推進することを目的に発足。現在、87社が加入しています。

 講演会は、一般社団法人CSRコミュニケーション協会 安藤 光展代表理事が“企業価値を高めるアフターコロナのCSR”をテーマに講演。「サステナビリティの定義」や「2021年に改訂されたコーポレートガバナンスコードに伴う対応」などをCSRに関する基礎知識とともに説明。 現在のCSRから一歩踏み出した、より価値を生む今後求められるCSRについて伝えました。

 活動事例発表会は、協議会会員の2社が発表。
 セガサミーホールディングス株式会社 向 潤一郎さんとそのグループ会社である株式会社MPandC 野田 恭平さんが品川区少年サッカー「ぷよぷよ杯4年生大会」について報告。セガサミーグループのスポーツ活動や、エンタテインメント企業ならではのコンテンツを活用した品川区との取り組みについて紹介しました。
 三菱鉛筆株式会社 岡田 都美子さんは、品川区教育委員会、日本郵便株式会社東京支社、株式会社サカタのタネと実施している、自社が開発した国産のヒノキ材を使った“後端部分に芯が入っていない鉛筆(フォレストサポーター鉛筆)”を品川区立の学校で使用後回収し、肥料としてリサイクル体験をする「鉛筆の資源循環システム」の実証実験について報告しました。