清水台小学校 オンライン食育授業”やまなしデイ” 給食で郷土料理ほうとうとぶどうゼリーを堪能

更新日:令和4年2月18日

給食を食べる児童たち
ビデオ通話サービスの画面 辻 早川町長のあいさつ やまなしクイズに答える児童
感想を発表するため挙手する児童 オンラインで質問する児童 ほうとうのおかわりに長蛇の列
ほうとうの麺をすする男の子 美味しさに笑顔がこぼれる女の子 この日の給食メニュー

 品川区とふるさと交流協定を締結している山梨県早川町の職員によるオンライン食育授業”やまなしデイ”が、令和4年2月18日(金)に清水台小学校(旗の台1-11-17)の5年生38人を対象に行われました。

 今回の特別授業は、早川町が、同町のことを深く知ってもらい、また、同町産食材の魅力を直接体験してもらうことなどを目的に企画。まん延防止等重点措置が適用されていることなどから、ビデオ通話サービスを活用したオンライン授業での実施となりました。
 
 初めに、辻 一幸町長が「今日の授業を通して、みんなに早川町のことを知ってもらえるとうれしいです。美味しい食材を用意したので、ぜひ楽しんでください。いつか遊びに来てくれるとうれしいです」とあいさつすると、児童たちは元気いっぱいに返事をしていました。

 続いて、今回の授業のために早川町が制作した動画”今日の給食どこから来たの?”を放映。山梨県はももやぶどう、ミネラルウォーターの生産量が日本一であることや、武田信玄が戦場でよく食べていたとされる郷土料理ほうとう、世界最古の宿泊施設としてギネスに認定されている慶雲館などが紹介されると、子どもたちは画面に釘付けになっていました。

 次に、早川町役場の皆さんが登場し、早川町の魅力についてさらにPRしました。早川町の地形の96%が森林であることや、温泉が多く湧いていること、特産品である生芋こんにゃくや100%やまぶどうジュースについて紹介。その後、児童からの「過疎化や高齢化が進んでいると聞いていますが、どんな対策をしていますか」「温泉はどれくらいあるんですか」といった質問に、丁寧に答えていました。

 特別授業のあとは待ちに待った給食です。学校に事前に贈られた、山梨県産の”あやこがね”という大豆を使った味噌と、生芋こんにゃく、100%やまぶどうジュースを使い、同校の給食調理員が美味しそうなほうとうとぶどうゼリーに仕上げました。
 子どもたちはあっという間にほうとうやぶどうゼリーなどを平らげ、ほうとうがたっぷり入っていた2つの食缶は見事に空っぽになっていました。
 なお、この日の特別メニューは、5年生だけでなく全校児童に振る舞われました。

 子どもたちは、「いつも食べているぶどうゼリーと全然味が違ってびっくりしました」「味噌のいいにおいがするほうとう、美味しすぎて、もっと食べたかったです」「今日の授業を聞いて、自然豊かで美味しいものがたくさんある早川町に行ってみたくなりました」と笑顔で感想を話していました。