山梨県早川町の杉などを使った除菌剤の寄贈を受領

更新日:令和4年2月4日

除菌剤を受け取る担当者
除菌剤を手に記念撮影 寄贈された除菌剤

 
 山梨県早川町の杉などを使った除菌剤が、令和4年2月4日(金)に、株式会社関電工(本社:港区芝浦4)と公益財団法人オイスカ(杉並区和泉2)から品川区へ寄贈されました。

 区は「水と緑の市町村との交流事業」基本構想をもとに、水と緑に象徴される自然環境の豊かな市町村との交流を通じて、健全で潤いのある区民生活の実現を図るため、早川町と平成2年4月19日に「ふるさと交流協定」を締結し、昨年度30周年を迎えました。 

 関電工が、年賀状送付を取りやめたことにより削減された経費の有効活用方法を模索し、環境保全活動などで関わりのあるオイスカに相談。検討の結果、オイスカが事務局を務める「やまなし水源地ブランド推進協議会」の除菌剤を購入・配布することを決定し、同協議会に早川町が参画していることなどから、早川町と「ふるさと交流協定」を締結している品川区へ打診があり、今回の寄贈が実現しました。

 早川町の杉をはじめ、丹波山村の檜、鳴沢村のシラベと、山梨県内の各地を代表する針葉樹の枝葉を原料として作られた除菌剤400本が贈られました。

 区役所を訪問した関電工 総務法務部の山本さんは、寄贈にあたり「当社は品川区内のスポーツ施設や娯楽施設の電気設備工事を担当させていただいているなど、品川区とのかかわりがあることから、新型コロナの最前線で頑張り続けている品川区の皆さんを応援したいと考え今回の寄贈に至りました。寄贈した除菌剤は、生の枝葉を使って少しずつ香りを抽出しているため、それぞれの樹木の香りがほのかにするので、除菌とともに森林浴のようなリフレッシュ感をぜひ味わっていただきたいです」と思いを伝えました。
 除菌剤を受け取った区の担当者は「早川町とのこれまでの交流のご縁で、このようなご支援をいただき大変ありがたく、とても温かい気持ちになりました。コロナの最前線で奮闘する保健所などで大切に使わせていただきます」と感謝の気持ちを伝えました。