コロンビア共和国大使館職員が防災体験館で防災訓練を実施

更新日:令和4年2月24日

心肺蘇生訓練の様子
防災課長のあいさつ 東日本大震災に関する映像を視聴 消火器による初期消火訓練
スタンドパイプ放水訓練 避難行動要支援者を車いすに乗せる体験 避難行動要支援者を車いすで搬送する体験
避難行動VR体験 AEDを活用した心肺蘇生訓練 地震体験車で震度7を体験


 コロンビア共和国大使館(上大崎3-10-53)の職員13人が、令和4年2月24日(木)にしながわ防災体験館(区役所防災センター2階)で、防災訓練を行いました。

 同大使館は、以前から大使館職員向けの防災訓練を定期的に実施しており、令和元年の訓練は大使館敷地内で区防災課の協力のもと行っています。

 まずシアタールームで、東日本大震災や阪神淡路大震災の様子などを収めた動画を英語字幕で視聴。皆さん真剣な表情で動画に見入っていました。
 次に、初期消火体験を実施。日本の消火器の使い方について説明を受け、消火を体験したほか、屋内消火栓やスタンドパイプでの放水体験も行いました。ホースを握っていた方は、想像以上の水圧に驚いた様子でした。

 続いて、要配慮者の避難誘導体験です。訓練用の人形を車いすに乗せたり、車いすに人を乗せてスロープやでこぼこの段差がある道を越える体験を実施しました。
 また、応急救護体験として、胸骨圧迫の心肺蘇生法や、AED装置の取扱い体験のほか、災害時の様相をリアルに体験できる防災体験VRも行いました。

 最後に、地震体験車で東日本大震災などと同じ震度7の大きな揺れを体験し、しながわ防災体験館での防災訓練は終了しました。

 訓練後、大使館の皆さんは「たくさんのプログラムを実施してもらい、どれも貴重な体験でした」「本当に被災してしまったとき、今日の訓練の内容を思い出して、少しでも生かしたいと思います」と感想を話していました。