「しながわ2020スポーツ大使　活動振り返り会」を令和4年3月4日（金）に、品川区役所で開催しました。

　「しながわ2020スポーツ大使」は、義足のプロダンサーで知られる大前光市さん、元競泳選手でオリンピアンの伊藤華英さん、そしてブラインドサッカー男子日本代表強化指定選手の川村怜さんの3人。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、区の開催周知事業への参加を通じて、ホッケー・ビーチバレーボール（区内開催競技）、ブラインドサッカー（区応援競技）をPRするとともに、区内における大会機運を高める役割として、平成30年に任命されました。
　3人は、3年間で区内のオリンピック・パラリンピックに向けた機運醸成や、区応援3競技の普及啓発のため、様々なイベント等に出演し会場を盛り上げてくれました。3人の活動は、3月末で終了となります。
　1月29日（土）に3人の退任式を開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い式典は中止となりました。今回の「活動振り返り会」で、久しぶりに3人が顔を合わせました。

　会では、過去の活動をまとめた映像を上映。任命式やコロナ禍での活動など、動画や写真で編集された10分弱の動画を、3人は懐かしそうに見ていました。
　その後、品川区東京2020大会コミュニケーターの藤尾香織さんがインタビューアーとなり、座談会を行いました。3人がスポーツ大使として選ばれた時の気持ちや、思い出に残ったイベントなど、様々な話題に花を咲かせました。
　
　最後に、品川区職員より賞状と花束が贈呈されました。
　

＜3人から品川区民の方へ＞
　大前光市さん「3年間お世話になりました。スポーツ大使は自分のダンス人生の中でも心に残る大役でした。これからもダンスの道を精進していきますので、見守っていただけたらと思います。もしどこかで僕を見かけたら「大前さん」と気軽に声をかけてください。止まるな、動くことを忘れるな、子供たち、未来に向かって突き進め！」

　伊藤華英さん「たくさんの経験をさせていただきました。応援する楽しさもスポーツの楽しさだと思います。私も様々なスポーツを大使の活動を通して知ることで、スポーツの楽しさを再認識できました。東京2020オリンピック・パラリンピックは終わりましたが、スポーツはこれからも続いていきます。自分の好きな競技や選手を見つけ応援する喜びを継承していってください」

　川村怜さん「区民の方と交流できたことは貴重な時間でした。これからもブラインドサッカーを通して目が見えない人でもサッカーがやれる、ヒーローになれるという姿をプレーを通して伝えていけたらと思います。これからも区民の方とスポーツをお互いに盛り上げていきたいです。またどこかでお会いしましょう！」