子どもたちのアイデアが実現 大井坂下公園 工事体験会&完成おひろめ会

更新日:令和4年3月13日

アイデアを出した子供たちの記念写真
複合遊具の看板 モニュメントのお披露目 測量体験をする子供
左官体験、ブロック体験の様子 モルタルぬり体験 ブロック体験
大きな虹色の滑り台 遊具をたのしむ子どもたち 
砂場を体験する車椅子の子供と親 皿型ブランコに乗る子ども 公園全体
 令和4年3月13日(日)、 子どもたちのアイデアを取り入れてリニューアルされた大井坂下公園(南大井6-23-11)の完成お披露目会を行いました。

 区では令和元年度から2年度にかけて、区内の小学3・4年生を対象にだれもが一緒に楽しめるユニバーサルデザインに配慮した公園(遊具)を整備するためのアイデアを考える「子どもたちのアイデア等を活かした公園づくり」ワークショップを開催。子どもたちからは80個以上のアイデアが出され、そのうち大井坂下公園には、車いすの子と一緒に頂上まで登ることができる複合遊具や4人が同時に乗れる皿型のブランコなど31個のアイデアを取り入れました。

 当日は、ワークショップ参加者が事前に描いた絵を印刷したモニュメントのお披露目や工事体験会として測量・実際に公園などに使用するブロックを用いたパズル・モルタル塗り体験も実施。工事体験会では、本物の工事用具やモルタルなどに興味深々な様子で参加していました。
 その後は新しい遊具を体験。大きな虹色の滑り台や、車いすの人でも楽しめる砂場などで自由に遊びました。自身のアイデアが取り入れられた遊具を保護者に説明する子どももいました。

 皿型のブランコなどのアイデアを出した女の子は「ほかの公園にはあまりない車いすでも遊べる遊具がたくさんあっていいなと思いました。(皿型のブランコは)青空を見ながら乗れるブランコに乗ってみたいな、と思って提案したら採用されてうれしかったです。休みの日にはまた遊びに来たいなと思います」と笑顔を見せました。

  区では今後も公園の改修工事や新設工事にあわせ、今回の子どもたちのアイデアを積極的に取り入れて整備を行っていきます。