区立中学校・義務教育学校 卒業式

更新日:令和4年3月18日

開始の鐘の音 卒業生入場 学園長式辞 濱野区長祝辞
8年生代表 送辞 卒業生代表答辞 写メを取る保護者 卒業生
卒業生退場 伊藤門 旅立ち
各教室にWEB配信 記念撮影 伊藤門横の銘板

 令和4年3月18日(金)、区立中学校9校と義務教育学校6校で卒業式が行われ、伊藤学園(大井5-1-37)では、保護者や教職員が見守る中、4クラス116人が卒業しました。 

 伊藤学園の卒業式は、鐘の音で開始。卒業生は、担任から氏名が読み上げられると中央に進みマスクを取り、蜂屋校長から卒業証書を受け取りました。
 
 蜂屋校長は、式辞の中でこの1年間を振り返り「あなた方は、新型コロナの影響により多くの学校行事が中止・変更となるなど様々な活動が制限される中で頑張ってきました。これから、それぞれの道へと歩み始めます。楽しいことばかりではありませんが、苦しいことばかりでもありません。自分たちで開拓し、切り開いていってください」と話し、詩人 山本瓔子の詩「出発するのです」を卒業生へのはなむけに送りました。

 お祝いに駆け付けた濱野区長は、お祝いの言葉とともに「品川区では、未来を切り開く力を持てるよう9年間の一貫教育を行っています。皆さんの、コロナ禍での制限が続く中で困難を乗り越えた経験は、これからの人生の力となるでしょう。新たな時代を切り開いていくためにも、社会の一員としての自覚を持ち、今まで培った力を発揮してください」とエールを送りました。

 また、在校生代表の南谷さんは、最も思い出深い運動会での先輩たちの姿を紹介し「先輩方が卒業されるととてもさみしく心細く感じますが、これからは私たちが中心となり、より良い伊藤学園にしていきます」と送辞を述べ、卒業生代表の木村さんが「この2年間は、楽しみにしていた行事のほとんどが中止となりとても残念でしたが、様々な活動を通し皆で一体となることで、多くの制限がある中でも自分達らしい有意義な学園生活を送ることができました」と、学園生活を振り返るとともに、お世話になった教職員、保護者、地域の方々へ感謝の気持ちを伝えました。

 今年の卒業式も、新型コロナの影響で来賓の人数を絞り、国歌斉唱・校歌斉唱を録音での披露に変更、8年生はWEB会議システムを活用し各教室で式典の様子を見守るなど、縮小開催としました。

 卒業式を終えた卒業生は、同校の前身である伊藤中学校から引き継いだ、特別な時にのみ使用する“伊藤門”から旅立って行きました。