エコルとごし 開設前プレイベント「戸越公園の木を未来につなぐワークショップ」 開催

更新日:令和4年3月20日

作品をもって写真撮影
主催者あいさつ 会場広め やすりで木を削る子ども
講師の男性と参加者 講師の女性と参加者 どのように作るか相談
作品をもって記念撮影 作品1 作品2
作品3 作品4 作品5

 品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」の開設前プレイベントとして、戸越公園でせん定した木を使ってオブジェなどをつくるワークショップを、令和4年3月20日(日)に戸越小学校(豊町2-1-20)で開催しました。

 このイベントは、品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」のオープンに先駆け、子どもたちが木と触れ合うきっかけをつくり、木を使うことで森林を守ることにつながること、木の大切さなどを知ってもうことを目的に実施。また、「未来につなぐワークショップ」というイベント名は戸越公園の木を大切に残していきたいという思いからつけられました。

 品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、戸越公園内に令和4年5月1日(日)にオープン。未来をつくる子どもたちを中心として多くの方が、体験を通じて、楽しみながら学ぶことで、環境保全活動の輪を広げる新たな施設で、都内の公共施設で初の「Nearly ZEB※(ニアリーゼブ)」認証を取得しました。

 この日は、親子など18組が参加。「エコルとごし」の建設時にせん定した木を使い、エコルとごしの誕生日をお祝いするというコンセプトで、オブジェづくりなどを体験しました。講師は、木のコンシェルジュとして活動している、(一社) kitokitoの野口省子さんと香川武生さん。
 森林保全の大切さを伝えたうえで、オブジェを上手につくる方法を、分かりやすく教えていました。
 グループでオブジェのテーマやデザインを相談し、協力しながらつくっていくと世界で一つだけの作品が完成。このオブジェは「エコルとごし」で飾られます。参加した子どもたちは「協力してつくるのが楽しかった」「どのような形にしようかと相談しながらつくるのが面白かった」などと感想を述べていました。

 また、エコルとごしの敷地内の樹木に飾る樹木プレートをつくるなど、楽しみながらエコや自然について学ぶことができるイベントとなりました。

※ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、快適な室内環境を実現しながら、年間の一次エネルギーの消費量を正味ゼロにすることを目指した建築物