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品川区初のコミュニティバス「しなバス」試行運行開始
更新日:令和4年3月28日

区は、令和4年3月28日(月)から、コミュニティバス(愛称名:しなバス)の試行運行を開始しました。
試行運行に先立ち、JR西大井駅前ロータリー(西大井1-1-2)で行った開通記念式典で濱野区長は、「都市の利便性に交通は欠かせない要素です。この“しなバス”が、一人でも多くの方にご利用いただき、地域の足として活躍してもらえるよう取り組みを進めていきます」とあいさつ。開業にあたり、運行事業者である東急バス(株)の古川社長が「新型コロナの感染予防を徹底しながら公共交通機関の使命を果たしてまいります」と意気込みを語りました。
バスの愛称は、幅広い人に愛着をもってもらえるよう、分かりやすく、覚えやすいものとして公募し、267件の応募の中から15人が考案した「しなバス」が採用されました。考案者の一人、中西麻琴さんが代表して、式典で表彰状と記念品を受け取りました。
テープカット後、定期便運行前に臨時バスを運行しました。濱野区長から花束を受け取った運転手が乗り込み出発。町会関係者などが乗り心地や運行経路などを確認しました。
区内は鉄道駅が延べ40駅、路線バスも61系統運行されており、交通の利便性は高い環境にあります。しかし一方、バス停から距離がある地域や本数が少ない地域、道路幅員等の関係で大型バスを通せない地域も存在しています。そこで、民間公共交通機関を補完する役割として、区では初となるコミュニティバスの試行運行を開始しました。
試行運行は4年を予定。運行開始3年目の運行実績に基づき、本格導入・廃止も含めた見直しを行います。