令和4年度 品川区職員を福島県富岡町へ派遣

更新日:令和4年3月28日

発令通知書を区長から手渡し
派遣される職員 区長からの激励 派遣職員や濱野区長らで集合写真

 東日本大震災の被災地である福島県富岡町へ派遣する職員に対する令和4年4月1日付の発令を、同年3月28日(月)に行いました。

 品川区と富岡町は、オークランド市(ニュージーランド)とそれぞれ国際友好都市であることが縁となり、災害時における相互援助協定を締結しています。

 現在、富岡町へは事務職2人が派遣されていますが、1人が派遣期間満了で品川区へ帰還します。これに伴い、今回、新たに富岡町へ事務職1人が派遣されます。
 派遣職員は富岡町役場福祉課へ配属となり、社会福祉事業や障害者の福祉に関する業務などに従事します。

 濱野区長から辞令を受け、職員は「私の母は福島出身であり、小さいころからよく福島を訪れていました。そんな縁のある福島県富岡町の力になれるよう、力を尽くします」と決意を語りました。

 職員の決意表明を受け、濱野区長は「震災から10年以上経ちましたが、富岡町はいまだに被災前の状態には戻っていないと聞いています。区を代表しての派遣という責任を重く捉えすぎず、ご自身の健康に十分留意しながら、住民の皆さんに寄り添った仕事を心がけて下さい」と職員を激励しました。