東品川公園で大人のための自転車実技教室を開催

更新日:令和4年4月8日

安全確認の方法を教わる参加者
BEEMSによる模範運転 模擬信号で通行訓練 自転車の足の着き方などを指導
安全確認の方法を指導 交通総務係の船崎さんによる解説 BEEMS隊員による講評

 大人のための自転車実技教室が令和4年4月8日(金)に東品川公園(東品川3-14-9)で開催され、14人が参加しました。

 この教室は、昨今の交通ルールを踏まえた安全な自転車の乗り方を学んでもらおうと、品川警察署が主催。
 講師は、自転車の安全利用を促進し、自転車の交通事故を抑止することを目的に、警視庁に平成27年10月に発足したBEEMS(Bicycle(自転車)Education(教育・指導)&Enlightenment(啓発)Mobile(機動)Squad(部隊))が務めました。

 初めに、BEEMS隊員が模範走行を披露。発進時や一時停止時の基本的な安全確認の方法や、交差点での2段階右折などについて、気を付けるべき点を解説しました。

 続いて、参加者一人ひとりが、先ほどの模範走行を参考に、ご自身の自転車を運転。ポイントごとに配置された品川警察署員やBEEMS隊員が参加者にアドバイスしながら、正しい乗り方についてレクチャーしました。

 実技教室後の講評で、品川警察署交通総務課交通総務係の舩崎係長は「自転車で危険な走行をすることで、自分が被害者になることはもちろん、加害者になることも大いにあり得ます。自転車に乗るということは、他人の命を預かっているということを忘れず、安全運転を心がけて下さい」と語りかけました。

 参加者は「安全確認など、普段なんとなくやっていたことを、しっかりと意識してやらないといけないということを体験できました。2段階右折のルールなど、よく分かっていないこともあったので、今日の教室の内容を家族や友人にも伝えたいと思います」と感想を話していました。