しながわ運河まつりを3年ぶりに開催

更新日:令和4年4月9日

会場広め
主催者あいさつ 和氣副区長あいさつ セガサミーラクスのダンス
遊覧船出発 ギガサップ体験 花火
寺西選手と石川直弘さん ブラサカ教室の体験者 ブラサカ体験広め
フットサルを楽しむコーチと子どもたち フットサル教室広め コーチの松村選手と菅谷選手
青空フィットネスの講師 青空フィットネスを楽しむ親子 青空フィットネス広め
ホッケーのコーチたち 藤尾さんと参加した子ども ホッケー教室の様子

 しながわ運河まつり2022が、令和4年4月9日(土)と10日(日)の2日間、東品川海上公園(東品川2-6、3-9)と天王洲公園(東品川2-6)を会場に開催されました。

 このイベントは、地域の皆さんに交流を深めてもらうことや、会場周辺のまちを知ってもらうことを目的に実施し、今回で13回目。主催は、しながわ運河まつり実行委員会となぎさの会で、地域の商店街や企業などが協力しています。新型コロナウイルスの影響により令和2年(2020年)以降中止となっていましたが、3年ぶりにイベントを開催。会場には多くの方が訪れ、両日ともに大いに賑わいました。

 東品川海上公園のメインステージでは、両日を通してダンスやライブなどのイベントを実施。9日には開会セレモニーを行い、しながわ運河まつり実行委員の山田 貴美(たかよし)委員長が「地域の皆さんの温かい支援のおかげで3年ぶりに開催できました。地域の絆が深まるとともに、会場を訪れた方々が知り合いとなり交流の輪が広がるようなイベントにしていきたいです」と開会の言葉を述べ、続いて和氣副区長が「品川区は水辺の活性化事業に力を入れています。このイベントを通して水辺の面白さを実感していただきたいです」とあいさつ。
 
 セレモニーの後には、日本発のプロダンスリーグ“D.LEAGUE(Dリーグ)”で活躍している「SEGA SAMMY LUX(セガサミールクス)が、迫力あるパフォーマンスを披露しました。
 
 9日の午前中に完成式典を行った船着場からは、目黒川をクルーズする遊覧船が出航。クルーズの参加者は、「品川区の歴史をガイドが説明してくれて楽しかった」「目黒川の桜がきれいだった」と話していました。
 また、大きなサーフボードに乗りオールを漕いで水面を進むウォータースポーツの“メガサップ”体験なども実施。1日目の夜には悪疫退散のため、5分間の打ち上げ花火が行われました。

 天王洲公園の会場では、両日ともにさまざまなスポーツイベントを開催。
 1日目の午前中には、男子サッカー元日本代表の石川直宏さんと、品川区をホームタウンとするブラインドサッカーチーム「パペレシアル品川」の寺西一選手がコーチとなり、子どもたちを対象にブラインドサッカー体験会を行いました。
 普段のサッカーとは違い、目が見えない状態でボールを扱うため、参加した子どもたちは、はじめは戸惑った様子も見られましたが、慣れてくると楽しそうにボールを追いかけていました。フットサル経験があるという参加者は、「ブラインドサッカーはフットサルと同じ5人制ですが、目が見えなくてもサッカーができることを初めて知りました」と感想を話していました。
 また、SHINAGA CITY FUTSAL CLUBの松村泰平選手と菅谷知寿選手をコーチとして招いたしながわシティフットサル教室のほか、青空フィットネスなどを実施。
 
 2日目には、東京ヴェルディクラブホッケーチームとメトロ東京ホッケー&アスリートクラブの選手や、元女子ホッケー日本代表の藤尾香織さん、浅野 祥代(さきよ)さんがコーチとなり、ホッケー体験教室を開催。また、しながわ手話でサッカー教室なども開催され、晴れ渡った空のもと、スポーツイベントに参加した皆さんはさわやかな汗をかいていました。