在東京ブラジル連邦共和国総領事館職員が防災体験館で防災訓練を実施

更新日:令和4年4月12日

模擬消火器で消化する写真
AEDの使用方法を学ぶ写真 地震体験をする写真 体の不自由人を介護する写真
災害について映像で学んでいる写真 心臓マッサージを体験する写真 ホースで消化体験する写真
VR体験の写真 VR体験の画面写真 車いすで避難する写真

 4月12日(火)、4月13日(水)の2日間に在東京ブラジル連邦共和国総領事館(東五反田1-13-12)の職員ら計40名が来庁し、しながわ防災体験館(区役所防災センター2階)で防災訓練を行いました。

 4月12日(火)は19名、4月13日(水)はギリェルメ・デ・アギアル・パトリオッタ総領事ら21名が来庁し、初期消火体験、応急救護(AED)、火災発生時の避難VR体験、地震体験車を体験して災害発生時の起こりうる危険や対処方法を学びました。

 最初に、平原防災課長が「しながわ防災体験館には、皆さまに災害を体験していただくための設備がそろっています。多くの体験をし、万が一の備えにしてください」とあいさつ。

 シアタールームで、東日本大震災や阪神淡路大震災の様子などを収めた動画を英語字幕付きで視聴。訓練用消火器を使用して日本の消火器の使い方を学んだほか、屋内消火栓を使用した放水訓練も行いました。続いての要配慮者の避難誘導では、体の不自由な人を車いすに乗せて避難する訓練を実施。その後、AEDを使用した応急救護を体験しました。英語で説明を受けながら、災害発生時の救護方法について学びました。また、VRを使った火災からの避難体験を行い、リアルな映像を通して火事の怖さを体験しました。

 最後に地震体験車で震度7の地震を体験し、防災訓練は終了しました。

参加者は「日本には多くのブラジル人が住んでいますが、ブラジルには地震がありません。とても心配です。領事館利用者や自分自身の安全を守るため、今日の訓練を生かし、万が一の時は役立てていきます」と話した。