多文化共生推進講座「ウクライナを知ろう」

更新日:令和4年4月16日

展示会場広め
作品を見る参加者 プィーサンキ 仙台から届けられたプィーサンキ
刺繍実演 プィーサンキづくり テティアナ・ソロツカさん
トークショー広め イリナさんとヴァレリさん 話を聞く人たち

 多文化共生推進講座「ウクライナを知ろう」を、令和4月16日(土)と17日(日)の2日間、区役所で開催しました。

 多文化共生とは、「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築きながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」です。

 今回のイベントもその講座の一環として開催。伝統工芸展では、ウクライナの伝統工芸で卵の殻にろうけつ染めで色鮮やかな模様を描く「プィーサンキ」や、ウクライナ伝統の刺繍などを展示。また、ウクライナ出身で日本在住のアーティストのテティアナ・ソロツカさんらがプィーサンキのつくり方や刺繍の実演も行いました。

 トークイベントでは、イリナ・ソロツカさん、バレリヤ・ソロツカさん姉妹が、ウクライナの歴史や文化について講演。ウクライナの成り立ちやソ連支配下の状況、ウクライナの現状などについて話し、「ウクライナへの支援にはいろいろな方法がありますが、情報も支援につながります。プロパガンダによる間違った情報を拡散しないでください。これからも皆さんの支援をお願いします」と、トークイベントを締めくくりました。