品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」 オープニング式典

更新日:令和4年4月29日

テープカット
エコルとごし外観 品川区民憲章唱和 あいさつする桑村副区長
区議会議長あいさつ 荏原第五地区連合町会小林会長あいさつ 司会の環境課長
工事関係者に感謝状贈呈 エコルを考案した寺田さん 記念植樹の撮影

 品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」のオープニング式典を、令和4年4月29日(金・祝)に実施しました。

 品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、戸越公園内に令和4年5月1日(日)にオープン。未来をつくる子どもたちを中心として多くの方が、体験を通じて、環境を楽しみながら学ぶことで、環境保全活動の輪を広げる新たな施設で、施設のキャッチコピーは“つなぐ つづける つくりだす ~エコなミライへ~。環境に配慮した取り組みにより、都内の公共建築物で初の「Nearly ZEB(ニアリーゼブ)※」認証を取得しました。

 式典でははじめに、荏原第五地区連合町会の上村和雄副会長が品川区民憲章を唱和。次に主催者を代表して桑村副区長が「エコルとごしは、環境について学習していただき、交流を通して地域や家庭などでエコ活動を実践していただくことを目的とした施設です。多くの方がこの施設を利用していただき、環境について学ぶきっかけになればと思っています」とあいさつしました。続いて本多区議会議長が「エコルとごしが多世代にわたる多くの皆さまにご利用いただき、ますます発展することを願っています」と、荏原第五地区連合町会の小林政敏会長が「環境について学ぶことができる施設が、私たちの町会内に完成したことをとてもうれしく思います」とお祝いの言葉を述べました。

 また、関連式典として工事関係者に感謝状が贈呈されたほか、「エコル」の名前を考案した寺田琉利(りゅうと)さんに、東京の木「多摩産材」のヒノキで作られ、施設のロゴマークが入った世界に一つだけの万年カレンダーを贈呈。昨年4月建物の愛称を公募したところ200以上の応募があり、「エコル」を考案した寺田さんは「『エコな活動をする』を短くし、呼びやすいのでエコルを考えました」と、名前を考えた時の様子を話していました。

 最後に、(株)ローソンが実施する「ローソン緑の募金」の活用により、エコルとごしの開設を記念して寄贈された樹木の植樹セレモニーが行われ、式典は終了しました。


※ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):快適な室内環境を実現しながら、年間の一次エネルギーの消費量を正味ゼロにすることを目指した建築物