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品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」がオープン
更新日:令和4年5月1日
令和4年5月1日(日)、戸越公園内(豊町2-1-30)に品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」がオープンしました。
品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、未来をつくる子どもたちを中心として多くの方が、体験を通じて、環境を楽しみながら学ぶことで、環境保全活動の輪を広げる新たな施設で、施設のキャッチコピーは“つなぐ つづける つくりだす ~エコなミライへ~。環境に配慮した取り組みにより、都内の公共建築物で初の「Nearly ZEB(ニアリーゼブ)」認証を取得しました。
この日はオープンを記念して、エコルとごし、戸越公園、戸越小学校体育館で、さまざまなイベントを開催。エコルとごしにはオープン前から行列ができるほど多くの方が訪れ、10時にオープンすると、さっそく常設展示室がいっぱいとなり、その後メッセージ展示室で100年後のミライへメッセージを書く子どもたちがいました。
多目的室では、ワークショップ「間伐材を使ったうちわづくり」と「かんたんお天気実験!ペットボトルで雲を作ってみよう!」を実施。うちわづくりでは間伐材のうちわに好きな絵や模様を描いていきます。「かんたんお天気実験!ペットボトルで雲を作ってみよう!」では、天気に関するクイズ大会からはじまり、水が少しだけ入ったペットボトルを密閉して圧力を加え、一気に開放するとペットボトルの中が曇るという“雲づくり”を実験しました。
また、ゴミ清掃員・芸人・ゴミ研究家のマシンガンズ滝沢秀一さんが、ゴミ問題について考えるトークショーを行いました。
大型映像展示では、画面にタッチすると、さまざまな可愛らしい生き物が動き出し、未就学のお子さんでも楽しめる「いきものタッチ」と、地球上の都市と自然のバランスを学ぶことができる小学生以上向けの「バランスプラネット」を展開。「時間」をキーワードに身近な視点から環境を考える常設展示「トイカケのジカン」にもたくさんの親子連れなどが訪れ、楽しみながら環境について学んでいました。
参加した親子は、「勉強プラス遊びになっていて楽しいです」 「(環境を大事にしないと)未来がどうなるか少しだけ分かった」 「子どもたちが自分の未来を大事にするきっかけになる施設だと思いました」と感想を述べていました。
戸越公園では、環境学習交流エリア・自然体験エリア・にぎわいエリアに分かれ、それぞれのエリアで特色のあるブースを展開。エコバックをつくるブースや人力で電気を起こすブースのほか、戸越公園の自然について学ぶツアーやエコル探検クイズなどが行われ、大いに賑わっていました。また、戸越小学校の体育館ではフリーマーケットを開催しました。
エコルとごしでは今後も、講演やワークショップを多数行って参りますので、ぜひご参加ください。