品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」オープン記念講演

更新日:令和4年5月3日

広めの会場
講演者の写真 会場の様子 メモをとる人の写真
エコルとごし館長の写真 講演者と館長が話している様子 質問者の様子

品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」のオープンを記念して、令和4年5月3日(火・祝)に記念講演を開催しました。

 品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、未来をつくる子どもたちを中心として多くの方が、体験を通じて、環境を楽しみながら学ぶことで、環境保全活動の輪を広げる新たな施設です。施設のキャッチコピーは“つなぐ つづける つくりだす ~エコなミライへ~”。環境に配慮した取り組みにより、都内の公共建築物で初の「Nearly ZEB(ニアリーゼブ)」認証を取得しました。 

 講師の毎日新聞論説副委員長の元村有希子さんが「つながる・地球・わたし」をテーマに、環境問題について自身が経験して感じたことや、取材して考えたことなどを講演。「環境問題の解決と一概にいうのはとても難しいです。ただ、より良い方向に向かってみんなで考えることはとても重要なことです」と語りかけ、参加者はその話を真剣な表情で聞いていました。

 講演後に元村さんとエコルとごし中藏館長とのディスカッションがあり、その後、質疑応答を通して参加者と意見交換を行いました。参加した人からは「エコルとごしが多様な方の学びの場になっていることに喜びを感じます」「とても共感するところが多かったです。今後も自身にできることを考えながらより良い方向に向かうように行動していきたいです」「質疑応答の際に、多様な意見が聞けて良かった」と感想を話していました。

※ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):快適な室内環境を実現しながら、年間の一次エネルギーの消費量を正味ゼロにすることを目指した建築物