“ドローンを活用した災害対応”「品川区・第二消防方面合同水防訓練」を実施

更新日:令和4年5月14日

品川中央公園を上から撮った写真

演習の始まる前の写真 区長の写真 各団長の写真
ドローンの写真 川におぼれた人を救出する様子 走っている様子
どのうを積む様子 マンホール訓練の様子 地下鉄入口訓練
水どのうの様子 災害廃棄物処理の様子 講評の様子
避難所外観 テントの様子 テント内の様子
要配慮者スペース ペット同行避難スペース 濃厚接触者専用スペースの様子
視察の様子 教育長の様子 区民と視察する様子
説明を聞く区民の様子 説明を聞く区長 講評をする区長

 品川区と消防署・消防団などとの合同水防訓練が令和4年5月14日(土)、しながわ中央公園多目的広場(西品川1-27)で、3年ぶりに行われました。

 この訓練は、台風および集中豪雨等の時期を前に、関係機関が連携し、近年激甚化する風水害発生時の被害を軽減することを目的に実施。東京消防庁第二消防方面本部、品川区・大田区内各消防署、品川区内各消防団、陸上自衛隊第一師団第一普通科連隊、自衛隊東京地方協力本部五反田募集案内所、品川建設防災協議会、東京都交通局浅草線五反田駅、東京臨海高速鉄道大井町駅、都立大崎高等学校防災活動支援隊、東京都建設局第二建設事務所、東京都下水道局南部下水道事務所、総勢約350人が参加しました。

 今回は、台風の接近に伴い目黒川に溢水の危機が迫る中、家屋・駅舎への浸水被害の発生及び土砂災害の発生を想定して実施。ドローンを活用した被害状況の情報収集と多言語による情報発信。東京消防庁第二消防方面本部、第二消防方面内の各消防署(品川区内3署、大田区内4署)隊も参加し、消防団と連携した各種水防工法も行われました。

 訓練後の講評で、濱野区長は「雨が降る中で、訓練お疲れさまでした。よく天災は忘れたことにやってくると言われますが、むしろ今は忘れる前にやってくる状況です。それぞれの機関が災害に対して十分な準備しておくことはとても大切なことです。本日の訓練もその一環です。皆さまがしっかり訓練してくれることが、区民の安全安心につながると思っておりますでの今後もご協力をお願いします」と話しました。

 また、品川学園(北品川3-9-30)では自主避難所開設訓練を実施。

 アリーナを一般避難者専用スペースとして、避難者のプライバシーを守ることができるパーテンションを設置。また、濃厚接触者専用スペース・要配慮者スペース・ペット同行避難者スペースなどを開設しました。

 訓練会場には中島教育長が訪れ、区職員が訓練の様子を説明。中島教育長は、何の備品が入っているかわかるように、箱に写真を貼っておくと分かりやすい。地域の方とも連携が取れる」と職員にアドバイスしていました。

 また、訓練会場を地域の皆さんが見学。参加者からは「災害時にこのような避難所を開設してもらえるのはとてもありがたい。職員の方々が防災についてよく勉強しているので安心して避難してくることができる」と感想を述べていました。訓練終了前には濱野区長が視察に訪れ、職員に労いの言葉をかけるとともに、地域の方たちと意見を交わしました。