5年生が保育園児に絵本を読み聞かせ 鈴ケ森小学校と近隣保育園が保幼小連携事業を実施

更新日:令和4年5月19日

絵本読み聞かせと楽しむ園児
開始のあいさつ 自己紹介 読み聞かせに夢中の園児
5年生と園児 教室広め 読み聞かせる5年生と夢中な園児
タブレット クイズ大会 あっちむいてホイ
仲良しになった5年生と園児 お見送り バイバイする5年生と園児

 鈴ケ森小学校(南大井4-16-2)と近隣保育園との保幼小連携事業が、令和4年5月19日(木)に行われ、5年生が近隣保育園の5歳児クラスの園児に絵本を読み聞かせました。

 保幼小連携事業とは、保育園と幼稚園に通う子どもたちが安心して小学校へ入学し、期待をもって生活できるようにすること、また小学生は園児たちと交流することで先輩としての自覚を持ってもらうことが目的で、保育園・幼稚園・小学校が連携・交流を行っています。
 今回は、鈴ケ森小学校の5年生と5歳児クラスの園児が交流することで、園児にとっては来年度に小学校へスムーズに入学する準備として、5年生にとっては6年生になって新入生を歓迎する準備として実施されました。

 この日は、南大井保育園(南大井3-7-4)の5歳児クラス17人が同校を訪問し、5年1組の31人と交流。8グループに分かれて自己紹介したあと、児童が園児たちに絵本の読み聞かせを行いました。児童たちはこの日のために、園児たちが楽しめるような絵本を一人ひとり図書館で探し読み聞かせを練習。抑揚をつけたりゆっくり読んだりと、園児たちが聞きやすいように自ら工夫して何度も練習し、クラスメートで読み合っていくとだんだんと上手になっていきました。その成果が発揮され、園児たちは5年生のお兄さんお姉さんが読む絵本の世界へ引き込まれ、興味津々の様子で話を聞いていました。

 また、読み聞かせの後には、タブレットを使用したクイズ大会のほか、じゃんけんやハンカチ落としなどを各グループごとで楽しみ、交流時間が終わるころには、児童と園児たちはすっかり仲良しになり、児童たちは「来年1年生になる園児たちに本を紹介できて良かった」「保育園の子どもたちがみんな可愛くて、絵本を読んだら笑ってくれたのでうれしかった」「来年は6年生になるので、最高学年として下級生を引っ張り優しく接したい」と感想を話していました。

 同校では今後も、5年生と近隣保育園5歳児クラス園児の交流を続けていきます。