゛見て、捕って、焼いて、食べる ” 命の循環を学ぶ「ますつかみ大会」

更新日:令和4年5月21日

魚をおいかける子どもたち

  
  
 

 品川区立三木小学校(西品川3-16-28)で令和4年5月21日(土)、「ますつかみ大会」が開催されました。

 この行事は、三木小学校の子どもたちが「実際に生きた魚を見て、自分の手で捕まえて、さばいて、焼いて食べる」という一連の流れを体験し、命の循環や大切さを知ってもらうことを目的に実施。
 在校生の父親たちで組織される「父親倶楽部」が企画し、今年で8回目を迎えました。

 この2年間は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっていましたが、今年は開校100周年を記念し、子どもたちに楽しい思い出をつくり、たくさんのことを学んでもらおうと、焼いた魚は持ち帰ることとして、3年ぶりに開催しました。

 今年は、同校1~6年生の希望者約240人が参加。
 最初に、父親倶楽部 小橋会長が「「いただきます」という言葉は、魚や動物などの命をいただきます。ありがとうございます。という意味が込められています。言葉の意味を感じながら楽しんでください」と子どもたちへ話し、命をいただくことへの感謝を伝えました。
 
 子どもたちは裸足になり、校庭に設置された特設プールに入ると、いきおいよく泳ぐ魚を、苦戦しながら一生懸命追いかけていました。
 その後、大人のサポートのもと、捕った魚をさばき、炭火で焼く体験をしました。

 ますつかみを初めて体験する子どもたちも多く、楽しみながら、命を食べるということについて学ぶ機会となりました。

 参加した6年生は「久しぶりのますつかみ大会をみんな楽しみにしていました。6年生になって体験し、改めて「いただきます」という言葉が重要な言葉だと実感できました」と話していました。