すみれの会 東品川文化センター花壇にジニア(百日草)の花植え

更新日:令和4年5月24日

ジニア(百日草)を植える柿下さん

色とりどりの花 土と肥料をよく混ぜるむつみ園利用者 花を植える柿下さんひまわりの種 ひまわりの種を植える後藤さん 水まきをする後藤さんたち
  
 東品川文化センター(東品川3-32-10)の花壇に令和4年5月24日(火)、ジニア(百日草)などの花の苗、約100株とひまわりの種が植えられました。
 今回花植えを行ったのは「すみれの会」4名と知的障害者の通所施設「南品川むつみ園」利用者のみなさん。

 「すみれの会」は認知症本人大使「希望大使」の柿下 秋男さんを含む認知症本人やその家族達の活動グループです。柿下さんたちは主に、区が9月の世界アルツハイマー月間に合わせて実施している“しながわ みんなで想う橙(オレンジ)プロジェクト”に参画していましたが、年間を通して様々な活動をしたいと「すみれの会」を設立。
 会の名前は、すみれの花言葉の「小さな幸せ」を認知症本人やその家族で見つけて咲かせていきたいという思いを込め付けられました。

 参加者は、初めに土をシャベルでしっかり掘り起こし、肥料を加えて丁寧に混ぜました。「土に空気を含ませると花が元気になるんだよ」と柿下さん。その後、花の色のバランスを見ながら、鉢を仮置きし、1株1株丁寧に植えていきました。すべての花の苗を植えた後、花の後ろの壁際に、ひまわりの種を撒きました。最後に水を撒いて、活動は終了です。

 花を植え終えたすみれの会の参加者は「南品川むつみ園の利用者と一緒に植えることで“共生の花”が育つことを願っています」と笑顔で話していました。