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認知症サポーター養成講座を開催
更新日:令和4年5月28日
認知症サポーター養成講座を、令和4年5月28日(土)、品川区役所講堂で開催しました。
この講座は、認知症の症状や接し方等の基礎知識を学ぶことが目的です。「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守る“応援者”で、全国に約1,400万人います。認知症の人への声かけなど直接的なお手伝いばかりではなく、家族や友人に学んだ知識を伝えること、認知症の人やその家族の気持ちを理解しようと努めることも、認知症サポーターの重要な活動です。
この日は、品川区高齢者地域支援課の職員が講師となり、認知症について説明。認知症の症状として「記憶障害」や「実行機能障害」などの中核症状、「不安・焦燥」「うつ状態」などの行動・心理状態(BPSD)があることや、それぞれの症状に対する接し方などを話し、会場の皆さんはメモを取りながら真剣な様子で聞いていました。
最後に、品川区が実施している介護予防事業や令和4年度から始まった「品川区もの忘れ検診」「認知症サポーター企画会議」について説明。講座を受けた全員に、認知症サポーターの証であるオレンジリングが贈られました。
参加者の一人は「とても参考になる話を聞くことができました。これから認知症サポーターとして活動していきたいです」と感想を述べていました。