食品衛生許可・届出時講習会を実施

更新日:令和4年5月30日

参加者越しの講師
タイトルスクリーン 講師の区職員 話を聞く参加者
資料を見る参加者 衛生管理の手法について 資料と参加者
下水道局員の説明 グリース阻集器について説明 野菜と減塩について説明

 食品衛生許可・届出時講習会を、令和4年5月30日(月)、区役所講堂で開催しました。

 この講習会は、飲食店関係者や食品等事業者を対象に実施。令和3年6月に新しい食品衛生法が施行されたことに伴いルールが変わり、その内容を事業者に伝えるために行われました。

 この日は、生活衛生課の職員が講師となり、新しい食品衛生法に沿ってさまざまな事例を説明。平成30年6月に食品衛生法が改定されたことにより、原則全ての食品等事業者に「HACCP(ハサップ※1)に沿った衛生管理」の実施が求められていることを話の軸に、食中毒の予防方法や記録保管などについて解説。また令和3年6月に施行された新しい食品衛生法に伴い、営業許可・届出等の必要な手続きや制度について話しました。

 また、「たっぷり野菜と減塩で健康チャージ!」をテーマに、品川区民がどの程度バランスの良い食事をとっているかや、健康的な食事をさまざまな場所で購入できることを区民が望んでいることなどを話したほか、東京都下水道局職員が、飲食店・料理店ではグリース阻集器(※2)の設置が義務付けられていることや、グリース阻集器の清掃などメンテナンスをしっかりと実施する重要さを説明するなど、参加した皆さんは真剣な表情で話を聞いていました。


※1 HACCP(ハサップ):国際的に導入が進む衛生管理の手法。原料の入荷から製造、製品の出荷までの一連の工程において、食中毒などの健康被害を起こす可能性のる危害要因(ハザード)を把握し、管理する方法
※2 グリース阻集器:排水中の油脂分を分離・貯留し排水管や下水道管に直接流れてしまわないようにする装置