畑で食育「畑の理科教室」

更新日:令和4年5月23日

消費者パネル展メインパネル
取り除く脇芽を選定する児童 大門さんから苗について教わる 苗を観察する児童
スコップで穴を掘る写真 植えた苗の写真 植えた苗のお世話をする写真


 令和4年5月23日(月)、品川区立荏原平塚学園(平塚3-16-26、米塚祐貴 校長)にて「畑の理科教室」が開催されました。

 この催しは、植物の育成を通して理科への関心を促し、子どもたち自身が野菜を苗から育て、世話をし、自分で作った野菜を食べることで食育につなげることを目的に実施。今年度がはじめての試みとなり、2~4年生の希望者を対象に、ボランティアの大門修也さんから野菜の育て方、収穫方法などについて教わり、夏野菜と秋冬野菜を育てることで1年をとおして世話をする楽しさや無農薬で育てる大変さ、自然を相手にする厳しさを体験し、食の大切さを学びます。

 この日は理科教室2回目の開催。児童50人が参加し、前回植えたミニトマト・ナス・ピーマン・きゅうりの苗の成長を観察した後、脇芽取りや摘心を行い、苗の成長を願いました。また、新たに小玉スイカの苗を植え、教室では〇×クイズを実施。夏野菜について知識を深めながら野菜の育て方を学びました。
 参加した児童は「スイカの成長の過程がわかり勉強になった」「普段食べているきゅうりと比較して、実ったばかりのきゅうりのトゲが鋭くて驚いた」と感想を話しました。

 今後は、苗の世話や手入れを行い、8月に収穫、各自持ち帰り各家庭で調理を行う予定。9月からは江戸東京野菜の品川かぶを育て、来年の冬に収穫、春には再び夏野菜を育てる準備を行い、毎年恒例の催しにする予定です。