しながわ学びの杜 地域講座 「しながわ花海道のあゆみ」を開催

更新日:令和4年6月9日

講演会場のようす
講演する永尾さん 講師の永尾さん 真剣に話を聞く皆さん


 しながわ学びの杜 地域講座 「しながわ花海道のあゆみ」を令和4年6月9日(木)、東大井区民集会所(東大井2-16-12)で開催しました。

 これは、区内の文化センター・大学・史跡などを学び舎として、あらゆる世代の方々に多彩な生涯学習講座を提供する「しながわ学びの杜」の講座のひとつ。今回のテーマは「住み続けたいまちしながわを探る~しながわ花海道を通して~」で、全4回の講義や実地見学で、しながわ花海道の歴史や取り組みについて学びを深めるものです。

 初回となるこの日の講師を務めたのは、NPO法人しながわ花海道事務局の永尾 章二さん。永尾さんは20年に渡り、勝島運河護岸に季節の花を咲かせ、まちのにぎわいにつなげる活動を続けています。
 はじめに、永尾さんがご自身の活動の軌跡について説明。雑草だらけで近所の人もあまり近づかないような場所だった勝島運河護岸を、たくさんの花で埋め尽くす”しながわ花海道プロジェクト”を平成14年に立ち上げ、さまざまな取り組みを行ってきたこと、平成27年にNPO法人となり、地域の人・企業・行政らと協働し、しながわ花海道を区の観光名所とするべく、現在も活動を続けていることを話すと、参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていました。

 また、NPOとしての今後の目標について「花」「海」「道」の3文字を用いて、花:植栽事業の充実、海:水辺の活用、道:文化や歴史の活用という3つのテーマを掲げ、これからも品川区の地域活性化に尽力していくと力強く語りました。

 参加者は、「近くに住んでいますが、知らなかったことがたくさんあって目からうろこでした。私もボランティアとして協力したいと思いました」と感想を話していました。

 本地域講座の残り3回では、しながわ花海道の周辺を散策するほか、しながわ花海道の史跡ものがたりと題した講義を行います。

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