もしものために~ 戸越台中で着衣水泳授業~

更新日:令和4年6月18日

服を着たまま浮く練習
  
   
  

 着衣水泳の授業が、令和4年6月18日(土)、戸越台中学校(戸越1-15-23)にて行われました。

 水に落ちた際に、衣服を身に着けたまま泳ぐことは身体の動きが制限され、泳ぎにくく体力が奪われます。
 この授業は、衣服を着た状態で水に落ちた時の対処法を体験し、もしもの水難事故に備えることが目的です。
 夏休みは、海水浴や川遊びなど水辺に出かける機会が多いことから、同校では、水泳授業が始まる前に、毎年7年生を対象に着衣水泳の授業を行っています。

 最初に、衣服を着てプールに入り、歩いたり、泳いだり水の中で身体を動かす体験をしました。
 次に、履いていた靴を使って水に浮く練習や、服の中に空気を入れて浮く練習などを行いました。
 最後に、水の中で服を脱いで水着になり、服を着ている状態と着ていない状態の違いを確認しました。
 
 体育教諭が、水に落ちたら「慌てないこと」「泳ぐと体力を消耗するので、泳がずに浮いていること」「体温を守ってくれるので服は脱がないこと」などを生徒に伝えました。

 授業を終えた生徒は「小学生の時に体験したことはあるけど、忘れてしまっていたので、また学べて良かったです」「服を着ていると、張り付くので重かったけれど、水に落ちた時に気を付けることが分かりました」と話し、水での事故に気を付けることを学びました。