しな水でエコル! 海の環境問題をしながわ水族館で考えよう

更新日:令和4年6月19日

藻について話す海洋連盟の講師
受付の様子 クイズで手を挙げる参加者 うみのしょくぶつについて説明
楽しそうに話を聞く参加者 グループで確認 真剣にポスターを制作

 エコルとごしアウトリーチ講座「しな水でエコル! 海の環境問題をしながわ水族館で考えよう」を、令和4年6月19日(日)に、しながわ水族館(勝島3)で開催しました。

 この講座は、海の豊かさや海の環境に関する課題を考え、海洋生物の多様性を学ぶことを目的に開催。抽選で選ばれた26人の親子が参加しました。
 
 講師は、一般社団法人海洋連盟の内田聡さん。海洋連盟は海の砂漠化「磯焼け」を深刻な問題ととらえ、多くの人に知ってもらう活動を行っています。
 今回の講座では、「海の環境」ってなんだろう?「砂場」と「森」を比べたら生き物がいっぱいいそうなのはどっち?など、クイズや写真を交えつつ、海の植物やサンゴの役割を解説。地上に木や草がなくなったらほとんどの生物がいなくなってしまうのと同じように、海のなかでも海藻類が減ることによって魚たちが住めなくなってしまうと「磯焼け」について、わかりやすく説明しました。

 海の環境問題について学んだ後は、海への関心を高め、盛り上げるコンテスト「うみぽす」のポストカードサイズ作品を作製。現在、海で起きていることや海に対して思っていること、未来の海はどうなっているのだろうなど、親子で様々なことを話しながら作製しました。
 参加をした小学生は「藻や海藻の話が面白かった」「知らなかったことを知ることができたので楽しかった」と感想を話していました。

 エコルとごしでは今後も、講座やワークショップを多数行いますので、ぜひご参加ください。