ウクライナの平和を願って 六行会ホールで朗読会やパネル展を実施

更新日:令和4年6月24日

朗読をする酒井さん
ウクライナ支援ガチャを回す来場者 朗読会の様子 パネル展を見学する来場者
パネル展「原爆と人間」 チャリティーバザーの様子 日本ホスピタルクラウン協会の写真展

 ワンコイン名画座「ひまわり」と同時開催の平和イベントを、令和4年6月24日(金)に六行会ホール(北品川2-32-3)で実施しました。

 このイベントはウクライナへの支援を目的としたもので、(公財)品川文化振興事業団が主催し、品川区などが協力。
 戦争の悲劇を描く映画「ひまわり」のワンコイン名画座に合わせて開催し、女優の酒井 麻吏さんによる“「いない いない、いない 四つのひろしま物語」より ~あの子物語~(作:大野允子)”の朗読会を実施。情感が込められた酒井さんの朗読に、来場者は真剣な表情で聞き入っていました。

 また、ウクライナの子どもたちを支援しようと、船橋市在住の小野尾勝彦さんが会長を務める任意団体「日本ガチャガチャ協会」が企画した、寄付用のカプセルトイを設置。1回200円で、中身はウクライナの“独立のシンボル”とされる青と黄の2色の国旗とともに、平和の象徴であるハトとハトの足(ピースマーク)をデザインした缶バッチとなっています。

 そのほか、平和資料パネル「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」や、NPO法人日本ホスピタル・クラウン協会がウクライナ等の病院で撮影した活動写真の展示のほか、チャリティーバザーを実施。カプセルトイやバザーの売り上げ、会場に設置された募金箱による「ウクライナ人道危機救援金」は、日本赤十字社を通じて現地での救援活動などに充てられます。

 会場を訪れた区内在住の70代の女性は、「日々のニュースに心を痛めています。小さなことでも支援できればと思い、イベントに参加しました」と話していました。