親子deホッケー体験 大井ホッケー競技場で初開催

更新日:令和4年7月2日

ミニゲームをする参加者
講師の皆さん 水風船キャッチボールをする親子 水の上でヘッドスライディングする女の子
お父さんもヘッドスライディング うまく滑れない子はスティックでフォロー 小さいお子さんはイルカに乗ってスライディング
元代表選手らによるデモンストレーション 藤尾さんが女の子に手ほどき スティックの持ち方を指導
代表選手とパスラリー フリークス東京の選手も指導 シュートを打つ男の子
親子でパスラリー エキシビションマッチ 子どもたちのミニゲームの様子
集合写真


 「品川区親子deホッケー教室」が令和4年7月2日(土)に大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場(八潮4-1-9)で行われ、およそ120人の親子が参加しました。

 このイベントは、東京2020大会でホッケーの熱い試合が数多く繰り広げられた同競技場で、親子でともにホッケーを楽しみ、親しむようにと企画。参加者は1,000人を超える応募の中から抽選で選ばれました。東京2020大会以降、同競技場での初めてのホッケー体験です。

 日本代表としてアテネ・北京・ロンドンオリンピックに出場した藤尾 香織さん、ロンドン・リオ・東京2020大会に出場した浅野 祥代さん、ロンドン大会に出場した佐藤 雅子さん、ジャカルタアジア大会での優勝経験のある山下 彰子さん、東京2020大会に出場した野村 香奈さんのほか、品川区を拠点に活動しているホッケークラブチーム「フリークス東京」の皆さんが講師を務めました。

 濡れてもよい服装で参加した皆さんはまず、ピッチへの散水にあわせて水風船を使ったアクティビティを実施。親子で水風船のキャッチボールなどを楽しみました。
 続いて、ホッケーのプレーの一つであるスライディングタッチシュートを講師が披露したあと、参加者は水をまいたシートの上でヘッドスライディングを体験しました。うまく滑れない小さなお子さんなどは、フリークス東京の選手がスティックを使ってサポート。皆さんは思いっきり体を濡らしながら、全力で楽しんでいる様子でした。

 その後はホッケー体験です。3つのグループに分かれて、パス・ドリブル・シュート体験をそれぞれ実施。初めてホッケーをする子どもたちなどに、講師が丁寧に指導していました。

 体験の後は、(元)女子ホッケー日本代表選手らとフリークス東京によるエキシビションマッチが行われ、目の前で繰り広げられる迫力あるプレーの数々に、参加者は息を呑んでいました。

 最後に、年齢別でミニゲームを実施。覚えたてのドリブルやパスを使ってボールをつなぎ、シュートが決まると大きな歓声が上がるなど、ホッケーの魅力を堪能している様子でした。

 初めてホッケーを体験した親子は「区内にこんな立派な競技場があることはすごいことだと思います。子どもにとって、ホッケーは少し難しかったようですが、それ以上に楽しんだみたいです。また応募したいです」と笑顔で話していました。