認知症サポーターのさらなる活躍をめざして 第一回認知症サポーター企画会議開催

更新日:令和4年7月7日

講座会場広め
係長の顔 講師の顔 講演の様子
手 グループワークの様子 発表

 認知症サポーターのさらなる活躍を目指して、令和4年7月7日(木)に「認知症サポート企画会議」を開催しました。

 区では、これまで早期から認知症高齢者等の支援を行ってきました。安定した在宅支援が確保される体制をつくり、認知症になっても地域で安全に安心して暮らせるまちづくりを目指して、認知症の方やその家族の応援者である認知症サポーターの養成講座を開催しています。 
 
 同会議は、養成講座で学んだことを生かし、認知症の方やその家族に対する具体的な支援を考え、実行につなげることを目的に開催。その第一回目として認知症サポーターなどが集まりました。

 はじめに、社会福祉法人さくら会の橋本さんが講師となり「認知症と社会が共生するには」をテーマに本人視点・家族視点を踏まえ「共生とは」を講話。続いて、「認知症の人にとって住みやすい街とは」をテーマにグループワークを行い、「居心地のいい場所があったほうがいい」や「地域のつながりを創出したほうがいい」などさまざまな意見が交わされました。

 最後に、講師から「今日が最初の一歩です。今日話し合って感じたことを一つでも持ち帰っていただき、私たちの私たちによる、本当の意味での暮らしやすい、生きやすい社会とは何かをいろいろな視点から想像して、形にしていきませんか」と受講者へメッセージを送りました。

 受講は「いろいろな知恵や考え方に触れてとても勉強になりました」と感想を話していました。なお、区では、今後も2~3カ月間隔で会議を開催し、具体的な支援内容の策定のため取り組んでいきます。