しながわ学びの杜専門講座 「妖怪のはなし」を開催

更新日:令和4年7月13日

スクリーンと参加者
講師の田中さん ろくろ首の切り絵 会場広め
希望者の顔で鬼の切り絵実演 切り絵する手元 完成した切り絵

 しながわ学びの杜専門講座「妖怪のはなし」を、令和4年7月13日(水)、中小企業センター(西品川1-28-3)で開催しました。

 これは、区内の文化センター・大学・史跡などを学び舎として、あらゆる世代の方々に多彩な生涯学習講座を提供する「しながわ学びの杜」の講座のひとつとして実施。夏にぴったりの“妖怪”を題材に、全3回の講座でいろいろな視点から学びます。

 2回目の講師は、切り絵アーティストで日本で唯一の妖怪切り絵似顔作家の田中 良平さん。田中さんは「品川海苔PR動画」の制作者でもあります。この日は「僕と切り絵と妖怪と」と題して講演。田中さんは、自身が制作した“妖怪の切り絵”をスクリーンで映しながら、いろいろな妖怪の特徴やイメージ、伝承などを説明し、会場の皆さんは興味深そうに話を聞いていました。

 また、参加者から希望のあった「鬼」をイメージし、切り絵似顔を実演。切り絵をつくってもらった方は「とてもかわいいです。お守りとして自宅の鬼門の方角に飾ります」と感想を話していました。

 田中さんは「妖怪を知る世界の入口は無限にあり、自分で考える、既存のものを追求する、妖怪が出たといわれる場所を訪れるなど、楽しみ方は人それぞれです。妖怪の懐の深さを楽しんでもらえればと思います」と、講演を締めくくりました。