エコルとごしでワークショップ 「一緒にかんがえよう!ぼくとわたしのSDGs」

更新日:令和4年7月18日

公園内でワークショップ
動物のカードを使ってクイズを出す塚原さん ぐりちゃんと、いろいろな動物に扮するどんちゃん 笑顔で劇を楽しむ子どもたち
どんちゃんとりすくん みんなで一緒にどんぐりポーズ SDGsルーペを渡すどんちゃんとぐりちゃん
SDGsルーペの使い方を説明 ルーペを使って公園内を探索 一緒に何かを見つけた親子
ビンゴの何かの項目を発見した男の子たち ぐりちゃんと一緒にビンゴを埋める子どもたち 見事ビンゴしたカードを見せてくれる男の子と女の子

 ワークショップ「JP子どもの森づくり運動 一緒にかんがえよう!ぼくとわたしのSDGs」を、令和4年7月18日(月・祝)に、環境学習交流施設エコルとごし(豊町2-1-30戸越公園内)で開催しました。

 「JP子どもの森づくり運動」は、保育園・幼稚園・こども園などを拠点に、継続的な「森づくり活動」を通じて、幼児(少)期の子どもたちに自然と環境の体験を提供し、子ども本来の「生きる力」と「環境の心」を育むことを目指す、平成20年から始まった全国運動です。
 今回、講師を務めたのは、NPO法人 子どもの森づくり推進ネットワークの塚原 茂 代表理事。はじめに、森に住んでいる、とある動物の特徴をいくつか挙げて、それが何の動物かを当てるクイズを数問出題。「四本足で、木の実などを食べて、ちっちゃくてすばしっこくて、木登りが上手な動物は?」と問いかけると、子どもたちは、「リス!」と元気に答えていました。

 続いて、「どんぐりSDGs劇団」のドンちゃん(嶋田 真さん)とグリちゃん(山下 香織さん)が”どんぐりの森のドンちゃんとグリちゃん”と題した劇を披露。どんぐりの森に住む二人が、たくさんの動物たちとの出会いの中で、森に住むものはみんな仲間で、互いに分かち合う心の大切さに気付いていく物語です。楽しいダンスや歌が盛りだくさんの劇に、子どもたちは時には大笑いし、時には真剣な眼差しで見入っていました。

 楽しい劇の後は、戸越公園でネイチャーゲームです。様々な色が描かれた探検ルーペを使って、ルーペと同じ色の自然のものを探す”森の色合わせ”では、子どもたちは公園内のたくさんの色を夢中になって探していました。
 
 最後に行ったのは、数字ではなく「くものす」「ぬけがら」「チョウ」「あしあと」「きのみ」など、森にあるものが書かれたカードを使って行う”フィールドビンゴ”。目を皿のようにして、草むらや木の上を探す子どもたち。セミの抜け殻を見つけたり、木の上にある木の実を発見したりと、次々にマスを埋めていき、中には4列ビンゴを達成した子もいました。
 
 子どもたちはゲームを通して、自然と触れ合うことの楽しさを満喫した様子でした。 

 エコルとごしでは今後も、講演やワークショップを多数開催していきます。ぜひご参加ください。