親子消費生活教室 「おかいもので体験!わたしにもできるSDGs」を開催

更新日:令和4年7月24日

買い物を体験する男の子
講師の山地さん 荏原図書館コーナー クイズに答える参加者
買い物体験のお店 買い物体験広め 商品を手に取って確認する参加者
エシカル消費のマークを確認 買い物体験で買った商品がエシカル消費につながるか確認 買い物した商品とエシカル消費の関係性
自分ができることを紙に書いてボードに貼る エネルギーを大切にすると書かれた付箋 できることが書かれた内容を発表する講師

 親子消費生活教室「おかいもので体験!~わたしにもできるSDGs~」が、令和4年7月24日(日)、荏原文化センターレクリエーションホール(中延1-9-15)で開催されました。

 この教室は、品川区消費者センターと区立荏原図書館の連携講座で、小学1~3年生とその保護者を対象に実施。SDGsやエシカル消費について、親子で楽しく学んでもらうことが目的です。

 講師は、マスター消費生活アドバイザーの山地 理恵さん。最初に荏原図書館で借りることができる買い物に関する絵本の読み聞かせやクイズで、商品によって100円で買える量や重さが異なり、それぞれ価値が異なることを学習しました。

 続いては、お店で買い物体験です。お金の代わりに交換券5枚でさまざまな商品を買いますが、家で使うもの・食べるもの・全ての交換券を使い切るという条件で購入。商品によって交換券の必要枚数が違っていたり、目当てのエシカル商品を探したりと、子どもたちは考えながら“お買い物”をしていました。
 また、購入した商品にどんな認証マークがついているのか確認し、買い物した商品がどのように世界につながっているのかを考えてシートに記入。最後に子どもと大人がそれぞれ、「身近なところから世界を変える やっていること やれること」を付箋に書きボードに貼り付けました。

 参加した子どもたちは「目当ての認証マークがついている商品が欲しかったので探すのが大変でした」「SDGsに興味があったのでとても勉強になりました」と、保護者は「実際に買い物体験をして今後の生活で役立てそうだと感じました。これから子どもとSDGsについて調べてみたいと思います」と感想を述べ、品川区消費者センター所長は「参加した皆さんがちゃんと考えて買い物をしているので、SDGsを考えるきっかけやエシカル消費につながっていくと思います」と話していました。