しながわ防災学校 Kidsサマークラス開催

更新日:令和4年7月27日

初期消火訓練を体験する親子 グループで内容を共有する様子 家の備蓄品を確認する親子
家にある備蓄品の確認 地震体験車に乗る親子 講義の様子
応急処置の説明 地震についてのスライド 地図を確認する親子

 令和4年7月27日(水)、しながわ防災体験館(品川区役所第二庁舎)でしながわ防災学校Kidsサマークラスが開催されました。

 しながわ防災学校とは、区民や事業者、防災区民組織を対象に、しながわの地域防災力を向上させる人材を育成することを目的として品川区が主催している事業です。Kidsサマークラスは「一般向けコース」として区内に在住・通学している小学3年生~6年生とその保護者が一緒に参加し、防災に関する知識や技術の習得を図ります。

 当講義は全10回実施され、この日の午後の回では区民17人が受講。密を避けるため2つのグループに分かれ、地震体験車と「地震から身を守るためには」をテーマに講義を受けました。地震体験車では震度7までの地震を体験。講義では、過去の地震で実際に起きた被害を写真で紹介し、首都直下地震が起きた際に品川区で想定される被害についてまとめた動画を視聴。その後、実際に地震が起きた時の対応や気を付けるべきこと、身の守り方について学び、改めて地震の被害や影響を再確認しました。講義のあとは消火器で初期消火を体験し、応急手当の方法を実際にガーゼを使って学びました。
 講義の後半ではワークを実施。災害時に家族が集まる場所や避難経路、避難時に役に立つ情報、危険が予想される場所などを書き込み、家族専用の防災マップを作成しました。続いて、家にある備蓄品の一覧表を作成。災害時に電気やガスが止まった時にも、家で安定した生活をするために必要なものをシートに書き出し、ないと困るもの・大事なもの・あると落ち着くものなどを親子で確認しました。最後に、「ないと困るもの」「大事なもの・あると落ち着くもの」をグループに分かれて発表・共有し、Kidsサマークラスは終了しました。

 参加した親子は、「消火器の使い方を改めて勉強できてよかった。必要な備蓄品の量が思ったよりも多くて驚いた」と感想を話しました。