陶芸に挑戦 豊葉の杜学園「HYM陶芸工房」

更新日:令和4年7月28日

陶芸を楽しむ児童
講師の図画工作科教員 教室 全体 粘土を袋から出す
器具を使って粘土の形を整える 大きなお皿を作る手元 夢中で作る表情
陶芸教室広め 色々な形の陶器を作る児童 陶器を作る手元
お皿の陶器を作児童 キャラクターが描かれたお皿 猫のカップと置物

 令和4年7月27日(水)と28日(木)の2日間、豊葉の杜学園(1-3-40)で、HYM陶芸工房が初開催されました。

 同校では、学年の枠を超えて発展的な学習を後押しするHYM科学研究所、HYM Advanced English Clubなど、放課後に品川コミュニティー・スクールの制度を活用した様々な取り組みを実施しています。このHYM陶芸工房もその一環として、発想や構想を実現する力、表現力を高めながら作ることを通して自己表現する力を伸ばすことを目的に、5年生以上の希望する児童・生徒を対象に開設されました。

 品川コミュニティー・スクールとは、学校と地域が連携して子どもたちを育てていく仕組み。保護者、地域住民、学識経験者等が学校運営に参画することで学校と地域住民が一体となり、継続性を保ちながら、教育活動の改善や児童・生徒の健全育成に取り組んでいます。また、地域全体で学校教育を支援することで、学校の教育活動の充実を目指すとともに、地域の人材の有効活用や地域の教育力の活性化を図っています。

 28日は、5・6年生11人が参加。多くの学校や幼稚園で教鞭をとるとともに、展覧会の審査員等としても活躍されている高村(こうむら) 弘志さんが講師を務めました。
 はじめに陶芸に使う粘土の種類や特性について説明。その後さっそく陶芸に挑戦です。作るものは何でも自由。日常で使うもの・使わないものなどにこだわらず、子どもたち自身がデザインを考え、思いついたままのものを形にしていきます。
 子どもたちの発想力は素晴らしく、作るものを決めたらどんどん作業を進め、約1時間で世界にたった一つだけの陶芸作品ができあがり。この日の作業はここまでで、今後は約1カ月かけて乾燥させ、窯で焼いたら完成となります。

 はじめて陶芸をしたという児童は「粘土をくっつけたり伸ばしたりするのが楽しかった」「粘土が意外と柔らかくて思った通りの形にすることができました。完成が楽しみです」と感想を話していました。