「夏休み!子ども向け手話体験講座」を開催

更新日:令和4年7月26日

円になって手話を学ぶ子どもたち
ぞうさんゲームを楽しむ子どもたち 講師も一緒にぞうさんゲーム 自分の名前の手話を教えてもらう子どもたち
皆の前で手話を発表する男の子 指文字を教えてもらう女の子 指文字の資料を見る女の子
手話を発表する女の子 手話を発表する男の子 色や都道府県の手話を教わる

 「夏休み!子ども向け手話体験講座」が、令和4年7月26日(火)に、品川区立心身障害者福祉会館(旗の台5-2-2)で開催されました。

 この教室は、品川区障害者地域活動支援センター「逢(あえる)」が主催。夏休みの小学生を対象とした、自己紹介や簡単な日常会話を学ぶ教室です。
 講師を品川区聴覚障害者協会理事の高島 良宏さん(高の字は正しくははしごだか)が、補助講師を長田 章子さんと齋藤 貴美子さんが務め、1年生から6年生までの13人が参加しました。

 はじめに、緊張気味の子どもたちをほぐそうと、鼻と耳を手で表現する”ぞうさんゲーム”を行いました。椅子を円に並べた状態で、指された子どもが両手でぞうの鼻を、その両隣の子どもが片手ずつでぞうの耳を作る簡単なゲームですが、少しずつスピードが速くなると一生懸命に鼻や耳を表現しながら、楽しそうな笑顔を見せていました。

 続いて、子どもたち自身の名前の表現方法を、高島さんと長田さんが一人ずつ丁寧に指導しました。苗字は手話、名前は50音などを表す指文字で表現。少し苦戦しながらも、何度も練習を繰り返していました。

 次に、好きな色・嫌いな色・生まれた場所・生まれた月など、基本的な手話を学習。高島さんが表情豊かに表現する手話の意味を考えつつ、真似をしながら覚えていきました。
 
 最後は、「こんにちは。私の名前は○○です。好きな色は○色です。生まれた場所は○○です。生まれた月は○月です。よろしくお願いします」という自己紹介を一人ずつ手話で発表し、この日の教室は終了しました。

 参加した子どもたちは「手話を使って耳が聞こえない人と話してみたくて参加しました。難しかったけど、勉強になりました」「家に帰ったら今日覚えた手話をお父さんやお母さんに見せたいと思います」と話していました。