水素エネルギーって何だろう? 環境にやさしいエネルギー、水素について学ぼう!

更新日:令和4年8月1日

クイズに答える参加者
実験道具 講師 スクリーンと会場広め
水素を取り出す実験 発生した水素をためるシリンダー 水素をエネルギーにプロペラを回す
燃料電池についての解説 燃料電池を使ってトンボのおもちゃを動かす実験 会場広め

 令和4年8月1日(月)、エコルとごし(豊町2-1-30)で、「水素エネルギーって何だろう? 環境にやさしいエネルギー、水素について学ぼう!」が開催されました。

 このイベントは、小学4~6年生を対象に、エコル自由研究WEEKの一環として水素情報館東京スイソミルとエコルとごしがコラボレーションして実施。水素エネルギーについて子どもたちが学び、夏休みの自由研究課題に役立ててもらうことが目的です。
 
 水素情報館東京スイソミルのスタッフが講師となり、はじめに水素エネルギーについて動画やクイズで説明。化石燃料の大量消費はCO₂を排出し地球温暖化に影響を及ぼすが、水素エネルギーは使うときに水を排出するだけなので環境に優しいことなどを、子どもたちにも分かりやすく講義しました。

 続いては実験です。参加者は手回し発電機のハンドルを頑張って回して電気を起こし、水を分解して水素と酸素を発生させます。スタッフが水素を取り出し燃料電池に入れると電気が生み出され、プロペラのおもちゃが回転。子どもたちはその様子をじっと見守っていました。また、プロペラのおもちゃを回転させるエネルギーより多くのエネルギーが必要なトンボのおもちゃの動作実験にも挑戦。みんなで作った水素でみごとトンボのおもちゃが動きました。

 参加者は「水素を作るのが楽しかったです」「ニュースで燃料電池自動車が走るのを見たけど、なぜ動くのか分かりませんでした。今回参加して水素エネルギーを知り、動く仕組みが分かって勉強になりました」と目を輝かせていました。