産業技術高専オープンカレッジ ペットボトルロケットを作って遠くへ飛ばすチャレンジをしよう!

更新日:令和4年8月7日

ペットボトルロケット発射!
説明する講師 ロケットが飛ぶ仕組みの説明画面 参加者広め
工作する二人の子どもと教える講師 羽をづくりを手伝う講師と見守る子ども ロケットを作る子どもとお母さん
羽にテープを張る子どもとお母さん ロケットが完成した教室広め ロケットを見る子どもとお父さん
完成品を持って記念撮影するお父さんと子ども 完成品を持って記念撮影するお母さんと子ども ロケットを飛ばす様子
ロケット飛ばしの実験記録 飛ぶ瞬間のロケットのアップ ロケットが飛ぶ瞬間の広め

 「ペットボトルロケットを作って遠くへ飛ばすチャレンジをしよう!」が、令和4年8月6日(土)と7日(日)に、東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパス(東大井1-10-40)で開催され、7日には親子など8組が参加しました。

 このイベントは、東京都立産業技術高等専門学校オープンカレッジの一環として小学生を対象に実施。ペットボトルロケット作りを通じて、子どもたちに理科や科学に興味を持ってもらうとともに、夏休みの自由研究課題に役立ててもらうことが目的です。
 
 講師は、区立学校などで実験を通して科学の楽しさを教えている理科技術サポーターの皆さん。はじめにペットボトルロケットが飛ぶ仕組みなどを説明し、参加した皆さんは熱心に話を聞いていました。

 続いてはペットボトルロケット作りです。3本のペットボトルを使い、水と空気が入り推進部となる“エンジンタンク”、ロケット本体の上部にあたる“ダミータンク”、ロケットの軌道と安定性を生む“スカート”の3パーツを制作。講師の方々からアドバイスを受けながら親子や友だち同士で作業を進めていきます。
 ロケットが真っすぐになるように3つのパーツを組み合わせ、最後に先端部分を取り付けたら完成。ペットボトルロケットを飛ばす手順を覚えたら、実際に校庭でロケットを飛ばしました。エンジンタンクに水を入れたら発射装置にロケットを接続し、空気入れで空気を入れたら準備完了。5・4・3・2・1とカウントダウンを進め、0と同時にスイッチを押すと、ロケットは勢いよく発射し何十メートルも飛行しました。エンジンタンクに入れる水や空気の量によって飛距離が変わるため、子どもたちは水と空気の割合を記録しながら実験。できるだけ遠くに飛ぶように調整しながら何度もチャレンジしていました。

 参加した子どもたちは「作るのも飛ばすのも面白かったです」「思ったより大きなロケットができてよく飛びました。水の量や空気の入れ方で飛び方が変わるから楽しかったです」と目を輝かせながら話し、保護者も「講師の説明を聞いて自分で作る経験は、子どもにとって大事だと思いました」と感想を述べていました。