品川区民芸術祭2022 ドリームステージ「太鼓に挑戦!!」

更新日:令和4年7月30日

大締太鼓をたたく参加者
受付の様子 太鼓笑人めでたいの演奏の様子 大締太鼓のたたき方を教わる参加者
宮太鼓のたたき方の説明を受ける参加者 講師の説明を聞く参加者 締太鼓の叩き方を説明する講師
セット太鼓をたたく参加者 バチの扱い方を説明する講師 本番で演奏する楽譜

 品川区民芸術祭2022 ドリームステージ「太鼓に挑戦!!」の初回ワークショップを、令和4年7月30日(土)に五反田文化センター(西五反田6-5-1)で開催しました。

 毎年秋に開催されている品川区民芸術祭にて、(公財)品川文化振興事業団の企画運営で実施している、プロと区民が共演する「ドリームステージ」。今年は、多くの応募者の中から抽選で選ばれた、20人の皆さんが伝統芸能の太鼓に挑戦することになりました。プロから約1カ月間の指導を受け、夢のステージを目指します。

 指導を担当するのは、本番で共演するプロの和楽器集団「太鼓笑人めでたい」のみなさん。ワークショップの初回である今回は、顔合わせと太鼓の紹介、担当する太鼓の決定、今後の進め方などの説明がありました。

 最初に「太鼓笑人めでたい」のメンバー紹介とデモンストレーションとして演奏が行われました。続いて、太鼓の種類とそれぞれの原材料および制作方法、部位の呼び方など、さらに太鼓以外の和楽器についての説明があった後、大締太鼓(大太鼓)も使用した演奏が行われると、迫力ある音と華やかなパフォーマンスに参加者たちは釘付けになっていました。
 次に、ドリームステージで演奏する「BUSHI」の演奏が行われました。その後、参加者は4つのグループに分かれ、今回の演奏で使用するすべての太鼓の試しうちを行いました。講師が、重心の置き方や足の位置から説明。バチの持ち方や手の振りあげ方、バチを振り下ろす場所など細かい指導が行われ、参加者たちは真剣な表情で太鼓をたたいていました。すべての太鼓を全員が体験した後、体格や本人の希望を踏まえ実際に担当する太鼓が決定しました。最後に「BUSHI」の譜面が渡され、今後のワークショップについての説明があり、初回は終了となりました。

 参加者は「普段、ピアノの演奏はしているが、使う力も筋肉も違うので疲れました。でも、ストレス解消になりそうです」と楽しそうに話していました。

 今後、参加者のみなさんは7回のワークショップに出席し、本番に向けて準備を行っていきます。
 
【品川区民芸術祭2022 ドリームステージ】
 ・公演名  太鼓の調べ「祭事夢物語」
 ・公演日  令和4年9月11日(日)
 ・公演時間 開場:午後4時30分 開演:午後5時
  参加者の皆さんは公演のオープニングを飾ります。