“もったいない食材”をみんなで食べよう 区内企業・高校と食品ロス等削減イベント開催

更新日:令和4年8月29日

よそられるカレーを見る男の子
クイズ風景 メモを取る男の子 カレーを作る高校生
カレー カレーを食べている人 カレーを食べている人

 区内小学生とその保護者を対象にした「食品ロス削減・使い捨てプラスチック削減推進 区内企業・学校連携イベント“もったいない食材”をみんなで食べよう!」を、8月29日(月)、エコルとごし(豊町2-1-30)で実施。親子16組(35名(大人16名・子ども19名))が参加しました。

 このイベントは、区内企業である株式会社ローソンとオイシックス・ラ・大地株式会社、青稜高校の協力により開催。
 食を通じて食品ロスや使い捨てプラスチック削減について考える契機とし、夏休み最後に家族の交流などをサポートすることがねらいです。

 初めに、株式会社ローソンの西さんがローソンについてのクイズを出題。ローソンの本社の場所などさまざまな問題が出されました。続いて、店舗で行っているプラスチック削減・食品ロス削減への取り組みをイラストや映像を用いてわかりやすく解説。子どもたちもメモを取りながら真剣に話を聞いていました。

 環境について学んだ後は、青稜高校SDGs部の生徒とローソンのスタッフが作ったカレーライスが提供され、子どもたちはおかわりをするなど“もったいない食材”で作ったカレーを堪能していました。
 参加した親子は「子どもにもSDGsをわかりやすく伝えたいと思って参加しました。子どもも理解しているようだったのでよかったです」「区内の企業や学生さんがいろいろなSDGsの取り組みをしていてびっくりしました。カレーはとてもおいしかったです」と話していました。

なお、イベントで活用したお米は、株式会社ローソンから直営店のプラスチック製レジ袋の収益金の一部を活用し、提供された生米を使用。また、従来は物流センターにおいて破棄しなければならなかった「店舗への納品期限を迎えた商品」のうち、フライドフーズも提供されました。カレーに使用された野菜はオイシックス・ラ・大地株式会社から提供があったふぞろい野菜を使用。容器は、さとうきびの搾りかすで作られた「モールド容器」を使用しました。