「イロハ日本茶~自分で作る抹茶ミルク~」 使い捨てプラスチック削減推進 区内企業連携イベント 開催

更新日:令和4年8月29日

水出し緑茶を作る親子
茶葉をガラスボトルに入れる参加者 ガラスボトルに水を注ぐ参加者 メモを取る子ども 
抹茶ミルクを飲む姉妹 日本茶の説明を聞く参加者 水出し緑茶をクーラーに入れる子ども
水出し緑茶をマイボトルに入れる子ども 講師の話を聞きうなずきあう親子 抹茶ミルクを作る親子
 使い捨てプラスチック削減推進 区内企業連携イベント「イロハ日本茶~自分で作る抹茶ミルク~」が令和4年8月29日(月)に、環境学習交流施設「エコルとごし」(豊町2-1-30)で開催されました。

 このイベントは区内企業である株式会社吉村が主催し、「エコルとごし」が共催。地産地消を推進することで、フードマイレージの高い輸送した食料などによる環境負荷の減少や、自宅で簡単においしいお茶を入れる方法を学ぶことでペットボトルの消費を減らし、使い捨てプラスチックの削減に寄与することを目的に実施。この日参加したのは、区内在住・在勤・在学の小学生とその保護者、8組21人。講師は株式会社吉村の須永さんと中村さんです。

 初めは「お水でカンタン!水出し緑茶」です。作り方は簡単。緑茶の葉をガラスのボトルに入れ、水を加え蓋を閉める。参加者たちはボトルに緑茶を入れ、水を注ぎます。親子で協力しながら行い、ガラス瓶に目印をつけて、氷水が入ったクーラーへ入れました。水出し緑茶を抽出している間に「抹茶ミルク」を作ります。まずは、抹茶や牛乳の栄養や効能について紹介。あわせて、牛乳瓶は洗浄され何度もリユースされること、最後は粉砕し、再度、瓶に生まれ変わることなど、環境に優しいことも説明。続いて、瓶に入った牛乳と抹茶を簡単に溶かすためのミニシェイカーが配られました。講師の説明を受けながら、抹茶をミニシェイカーに入れ少量の水と一緒に良く振ります。ミニシェイカーの底には突起があり、振ることで対流が起き抹茶を簡単に溶かすことができるようになっています。でき上がった抹茶液を牛乳に入れれば、抹茶ミルクのでき上がり。子どもたちはおいしそうに、抹茶ミルクを飲んでいました。
 続いては「日本茶の豆知識」について学びます。生産地や生産量、保存方法、緑茶も紅茶もほうじ茶もウーロン茶も同じ茶葉からできること、抹茶と煎茶では育て方が違うことなどが説明され、子どもたちもメモを取りながら真剣に聞いていました。
 最後に自分たちで作った水出し緑茶を飲みます。水出しとお湯出しでは抽出される成分の量に差があるため味が違うとの説明があり、参加者たちは飲みながら大きくうなずいていました。また、「水出しは緑茶だけでなくどのお茶でも楽しめます。今日はほうじ茶で作ったフルーツティーを持ってきましたので、試してみてください」とカップが配られました。参加者たちはオレンジやリンゴの味、香りがするほうじ茶を堪能しました。
 
参加した親子は「楽しかったです。そして美味しかったです」「簡単だったので、家でもやってみようと思いました」と感想を話していました。